貴重な勝ち越しゴールを奪った香川 photo/Getty Images

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先月30日、海外でプレイする日本人選手の所属クラブが各地で試合を行った。

ドルトムントに所属する香川真司はブンデスリーガ第7節(アウクスブルク戦)に先発出場。1-1で迎えた23分に敵陣ペナルティエリア内で味方からのパスを受けると、すかさず相手GKの頭上を越すループシュートを放ち、ゴールを陥れた。この香川のゴールが決勝点となり、ドルトムントが2-1で勝利している。

同リーグのヴォルフスブルク戦に先発出場したマインツの武藤嘉紀も大仕事。0-1とビハインドを背負う展開で迎えた74分、敵陣ペナルティエリア内にトップスピードで走り込むと、右サイドからのクロスに高い打点のヘディングで反応し、同点ゴールを奪った。なお、試合は1-1でマインツが引き分けている。

イングランドのプレミアリーグ第7節では吉田麻也(サウサンプトン)が大活躍。1点ビハインドで迎えた75分に左サイドからのクロスをFWシェーン・ロングが繋ぐと、このパスを受けた吉田が右足のジャンピングボレーで反応し、ゴールを陥れた。なお、サウサンプトンは85分に失点し、ストークに1-2で敗れている。

所変わってオランダのエールディヴィジ第7節(ズヴォレ戦)ではフローニンヘン所属の堂安律が同リーグ初得点を記録。15分に敵陣ペナルティエリア内で味方からのクロスを受けると、相手DFとGKのふたりの股を抜くシュートを放ち、同クラブに貴重な先制点をもたらした(2-3でズヴォレの勝利)。また、ベルギーのジュピラーリーグ第9節(アントワープ戦)ではベフェレン所属の森岡亮太がGKとの1対1を制して価千金の追加点を挙げるなど、この日も多くの日本人選手が躍動している(3-0でベフェレンの勝利)。

30日に出場したその他の日本人選手の戦績は以下の通り。

【プレミアリーグ第7節】

・岡崎慎司(レスター/69分に途中交代)
ボーンマス 0-0 レスター

【ブンデスリーガ第7節】

・酒井高徳(ハンブルガーSV/フル出場)
・伊藤達哉(ハンブルガーSV/52分に途中交代)

ハンブルガー 0-0 ブレーメン

【プリメイラリーガ第8節】

・中島翔哉(ポルティモネンセ/フル出場)

ポルティモネンセ 2-2 D・アベス

【リーグ・アン第8節】

・川島永嗣(メス/フル出場)

ナント 1-0 メス