アトレティコがグリーズマン弾で新スタジアムのこけら落としを白星で飾る《リーガエスパニョーラ》

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▽アトレティコ・マドリーは16日、リーガエスパニョーラ第4節でマラガを新スタジアムのワンダ・メトロポリターノに迎え、1-0で辛勝した。

▽前節バレンシア戦では決め手を欠いてゴールレスドローに終わったアトレティコは、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のローマ戦もゴールレスドローに終わった。そのローマ戦のスタメンから2選手を変更。ビエットとサビッチに代えてコレアとリュカを起用した。

▽グリーズマンとコレアが2トップを形成するフラットな[4-4-2]で臨んだアトレティコが、[4-5]の守備ブロックを形成するマラガ相手に押し込んでいく展開となる。

▽しかし、スペースを消すマラガの守備網を攻略できず、なかなかシュートシーンを生み出せない。すると37分に大ピンチ。カウンターを受け、ボックス左への侵入を許したボルハにシュートされたが、GKオブラクがファインセーブで防いだ。結局、枠内シュート1本に抑え込まれたアトレティイコは前半をゴールレスで終えた。

▽迎えた後半からトーマスに代えてカラスコを左サイドに投入したアトレティコは、48分にそのカラスコがドリブルシュートに持ち込む。

▽続く51分にはサウールがミドルシュートでGKを強襲してゴールに近づいていくと、61分に均衡を破った。右サイドからのコレアのクロスに反応したグリーズマンが右足ボレーでゴール右に流し込んだ。

▽その後はマラガをいなし時間を消化。90分のD・ロランの枠内シュートをGKオブラクが好守で防いだアトレティコが1点のリードを守り切って新スタジアム初戦を白星で飾っている。