福山雅治、けち臭い性格「しみったれたところが嫌だ」
俳優の福山雅治が9日、都内で行われた、映画「三度目の殺人」の初日舞台あいさつに、共演者の役所広司、広瀬すず、満島真之介と共に出席した。
そこでは、映画タイトルになぞらえ「一度ならず、思わず二度、三度。繰り返し、やってしまうことは?」との質問を受けた。
すると、福山は「とにかく、ギターを買ってしまうところです」と打ち明けた。
「周りから『そんなにギターを買って、どうせ、弾かないでしょ』って言われたりもする。でも、そんな意見よりも、自分が『どうしようか、どうしようか』悩んだり、迷ったり、購入を尻込みする。いや、悩んでも結局、買うのです。だから、最初から買えばにいいのに、と思ったりもする」と買い物の仕方を細かく説明した。
「一回、自分の中で悩んでおかないといけない気がして…儀式のよう。でも、そのような流れが自分で好きじゃない。そういう、しみったれたところが嫌なのです」と告白。心の内をのぞかせ、会場を笑いで包んでいた。
心理サスペンスの今作で、勝ちにこだわる弁護士を演じた、福山。「通常のサスペンス作品だと、謎がいくつも用意されていて、それを一つずつ解決していって、最後に真実に辿り着くというパターンではないでしょうか。でも、この作品では、是枝(裕和)監督が逆の手法でチャレンジをしています。最初、真実のように見えるところから入っていって、最後は、たくさんの謎が散りばめられているという、革新的な点があります」と解説。「そういう映画の作り方、観た人が翻弄される、新しい参加型のエンターテインメントだと思います」と見どころを伝えた。
ちなみに、今回のイベントは、本年度の「ベネチア国際映画祭」コンペティション部門の結果発表、約10時間前に開催されていた。
是枝作品として「幻の光」以来の2度目の授賞になるかどうか、日本時間の9月10日(日)1時〜2時頃に分かるそうで、現地からの吉報が期待されていた。
■関連リンク
映画「三度目の殺人」 - 公式WEBサイト
そこでは、映画タイトルになぞらえ「一度ならず、思わず二度、三度。繰り返し、やってしまうことは?」との質問を受けた。
すると、福山は「とにかく、ギターを買ってしまうところです」と打ち明けた。
「周りから『そんなにギターを買って、どうせ、弾かないでしょ』って言われたりもする。でも、そんな意見よりも、自分が『どうしようか、どうしようか』悩んだり、迷ったり、購入を尻込みする。いや、悩んでも結局、買うのです。だから、最初から買えばにいいのに、と思ったりもする」と買い物の仕方を細かく説明した。
「一回、自分の中で悩んでおかないといけない気がして…儀式のよう。でも、そのような流れが自分で好きじゃない。そういう、しみったれたところが嫌なのです」と告白。心の内をのぞかせ、会場を笑いで包んでいた。
心理サスペンスの今作で、勝ちにこだわる弁護士を演じた、福山。「通常のサスペンス作品だと、謎がいくつも用意されていて、それを一つずつ解決していって、最後に真実に辿り着くというパターンではないでしょうか。でも、この作品では、是枝(裕和)監督が逆の手法でチャレンジをしています。最初、真実のように見えるところから入っていって、最後は、たくさんの謎が散りばめられているという、革新的な点があります」と解説。「そういう映画の作り方、観た人が翻弄される、新しい参加型のエンターテインメントだと思います」と見どころを伝えた。
ちなみに、今回のイベントは、本年度の「ベネチア国際映画祭」コンペティション部門の結果発表、約10時間前に開催されていた。
是枝作品として「幻の光」以来の2度目の授賞になるかどうか、日本時間の9月10日(日)1時〜2時頃に分かるそうで、現地からの吉報が期待されていた。
▼ 映画「三度目の殺人」予告
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映画「三度目の殺人」 - 公式WEBサイト