濱松恵オフィシャルブログより

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 女優の濱松恵(34)がブログで、歌手・ASKA(59)の復帰や『24時間テレビ40 愛は地球を救う 告白〜勇気を出して伝えよう〜』(日本テレビ系)など、世間で話題になっているニュースを連日ブッタ斬っている。中には「薬物やった人間は二度と復帰しないでほしい」「この番組だけは、音楽聞くだけで鳥肌たつ」と辛辣な言葉が散見されるも、マスコミが濱松の発信する記事を取り上げることはほとんどない。

■ブログで辛辣な批判連発は炎上狙い?

 お笑いトリオ・東京03の豊本明長(42)や狩野英孝(35)らとの不倫騒動で知られる濱松。異性絡みで話題になるなど、“炎上女優”、“炎上クイーン”などの異名で知られている。

 そんな濱松はブログでも“舌好調”だ。8月18日の記事ではASKAの活動復帰を取り上げて「薬物やった人が何でこんな簡単に、普通の顔して復帰してくるのか、意味分からない。日本は本当に薬物に関して絶対に刑罰を重くしないとダメだよ」「薬物やった人間は2度と復帰しないでほしい」と断罪した。

 社会問題にもキツイ言葉を投げかけている。SNSなどで物議を醸す、ネットユーザーの過度なオモシロ写真作りは「限度を超えて、もはや犯罪レベル」「こんなバカが増えていくなら、いっそ、Twitterなんて利用禁止にすれば良いと思ってしまいます」と批判。福島県双葉町立双葉中学校で、男性教諭が1年の生徒に「ベランダから飛び降りろ」と発言した問題では「お前が飛び降りろ」「教師なんて辞めろ」と毒を吐きまくっている。

 日本テレビのチャリティー番組『24時間テレビ』にいたっては、連日にわたって非難。「視聴率の為だけに、見世物にしてるとしか思えない。絶対この時期以外は、障害抱えてる人に感心持ってないでしょ」「この番組だけは、音楽聞くだけで鳥肌たつ」と嫌悪感を示した。

■されども話題になれないワケは?

 濱松は名の知れた芸能人でありながら、辛辣な批判を繰り返すも話題にならず、閑古鳥が鳴いている。とはいえ、芸能人として需要が完全になくなっているわけでもなさそうだ。7月20日には、初めてのヌード写真集『BEYOND THE LIMITS』を発売し、翌月11日に発売記念イベントを実施。また、スポーツ紙を通じて超大物俳優Xのハンマーを使った“異常すぎる性癖”を暴露している。そんな濱松が吐く毒なら話題になりそうだが、なぜブログ記事はマスコミから総スルーを食らっているのか。

「5月にプロ野球選手とのゲス合コンを暴露して以降、『売名行為や炎上商法ではないか』という声が一気に増え、あまり関わらないほうがいいという風潮になった。濱松の場合、全方位に攻撃を仕掛けすぎていて新鮮味が全くない」(報道関係者)

 濱松が本当に炎上を狙っているかは定かでないが、記者のペンが走らないことは事実。炎上商法もほどほどが肝心のようだ。 

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。