こどもの日記念!世界で最も高額な「10代」TOP15

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ゴールデンウィークもいよいよ終盤に突入。5月5日は「こどもの日」である。

そこでQolyでは世界の10代で最も市場価値が高い選手は誰なのかを調べてみた。

いつの日か日本人の選手もこのランキングに名を連ねて欲しいと願うばかりである!

なお、市場価値のデータはお馴染みの『Transfermarkt』から。

同率15位:ランドリ・ナニ・ディマタ(19歳)

市場価値:650万ユーロ(およそ7.9億円)

所属:KVオーステンデ

国籍:ベルギー/コンゴ民主共和国

スタンダール・リエージュの下部組織出身のストライカー。コンゴ民主共和国生まれであるがベルギーで育ち、年代別代表チームにも招集されてきた。

昨年スタンダールからオーステンデに移籍すると、19歳でいきなりレギュラーを獲得。これまで12ゴールを決めている。

同率15位:アルバン・ラフォン(18歳)

市場価値:650万ユーロ(およそ7.9億円)

所属:トゥールーズ

国籍:フランス/ブルキナファソ

ブルキナファソ生まれのフランス人GK。2015年にユース部門を見ていたドミニク・アリバジェ氏がトップチームに昇格したことをきっかけに、プロデビューを果たす。

16歳と310日というリーグアン最年少GKデビュー記録を達成し、レギュラーにも定着した。父やテニス人選手で、離婚した母は元ハンドボール選手の政治家。

14位:フィリップ・ベンコヴィッチ(19歳)

市場価値:700万ユーロ(およそ8.5億円)

所属:ディナモ・ザグレブ

国籍:クロアチア

18歳からクロアチアのU-21代表でプレーしてきた、身長194cmを誇る大型センターバック。ディナモ・ザグレブのユースで育ち、今季は18試合に出場した。

同国でも屈指の才能を持つヤングスターであると評価されており、彼自身もブンデスリーガやプレミアリーグでプレーしたいと明かす。

同率13位:カスパー・ドルベア(19歳)

市場価値:800万ユーロ(およそ9.7億円)

所属:アヤックス

国籍:デンマーク

シルケボーIFの下部組織で育成された天才ストライカーは、18歳で移籍したアヤックスで見事にその才能を見せつけている。

イブラヒモヴィッチとも比較される体格と身体能力、そして技術を兼ね備えた彼は既にデンマーク代表にもデビュー。将来を嘱望されている。

同率13位:フェデリコ・キエーザ(19歳)

市場価値:800万ユーロ(およそ9.7億円)

所属:フィオレンティーナ

国籍:イタリア

あの元イタリア代表FWエンリコ・キエーザの息子は、非常に速いステップを踏んでプロ選手の道を歩んでいる。昨年トップチームに昇格すると、いきなりレギュラーを掴んでみせた。

父とは違って中盤を主戦場とする彼はサイドから優れた右足のクオリティを見せてくる。U-21代表でもプレー。

11位:ジェルソン(19歳)

市場価値:900万ユーロ(およそ11億円)

所属:ローマ

国籍:ブラジル

フルミネンセの下部組織で育ったセンターハーフは、ブラジル人であるがイタリア方面で『NEXTポグバ』とも言われ、バルセロナ加入も噂されていたタレント。

最終的にはローマと契約を結ぶことを決め、昨年夏にイタリアへ。今季はわずか4試合の出場に留まったものの、今後の飛躍が期待される。

同率10位:マーカス・ラッシュフォード(19歳)

市場価値:1000万ユーロ(およそ12.2億円)

所属:マンチェスター・ユナイテッド

国籍:イングランド

昨年マンチェスター・ユナイテッドで大ブレイクを果たした新星FW。今季はイブラヒモヴィッチの加入でサイドに追いやられたが、結局彼の怪我によってラッシュフォードに出番が回り、しかも活躍するのだからすごい少年だ。

豊かなスピードと得点能力には識者からも高い評価が与えられており、ユナイテッドは彼にもっと頼っていくべきだという声も。

同率10位:テオ・エルナンデズ(19歳)

市場価値:1000万ユーロ(およそ12.2億円)

所属:アラベス(アトレティコ・マドリーからのローン)

国籍:フランス

兄のリュカとともにアトレティコ・マドリーの下部組織で育成された左サイドバック。今季アラベスで定期的に出場し、一気に名を上げた。

レアル・マドリーやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなど多くのクラブが彼の獲得に関心を抱いているという。ポジション的にも貴重だ。

同率10位:キリアン・エンバッペ・ロタン(18歳)

市場価値:1000万ユーロ(およそ12.2億円)

所属:モナコ

国籍:フランス/カメルーン

現在世界で最も有名なヤングスターといえるエンバッペ。データとしてはまだ高くはなっていないが、実質的な市場価値はこの何倍にもなるだろう。

ティエリ・アンリの後継者候補筆頭と言われる彼の才能は、既にリーグアンやチャンピオンズリーグで証明済みである。

7位:クリスティアン・プリシッチ(18歳)

市場価値:1200万ユーロ(およそ14.6億円)

所属:ボルシア・ドルトムント

国籍:アメリカ/クロアチア

若手がひしめき合うドルトムントでも「天才少年」といえばやはりプリシッチをおいて他にはいないだろう。

体力や身体能力よりもセンスと技術で経験豊富な大人を凌駕する彼。レギュラーとは行かないまでも、ドルトムントでもアメリカ代表でも重要な存在となっている。

6位:レオン・ベイリー(19歳)

市場価値:1250万ユーロ(およそ15.2億円)

所属:レヴァークーゼン

国籍:ジャマイカ

養父が経営するアカデミーで育ち、少年時代に欧州へ渡ったベイリー。法の壁に直面しながらも挑戦を続け、2015年についにヘンク入団を果たした。

ベルギーでいきなりデビューを果たすと大活躍を見せ、今年レヴァークーゼンへと移籍。2000万ユーロ(およそ24.4億円)もの額が動いたという。

5位:アマドゥ・ディアワラ(19歳)

市場価値:1500万ユーロ(およそ18.3億円)

所属:ナポリ

国籍:ギニア

ヴィルトゥス・チェゼーナとサンマリノでプレーしていたギニア出身の若者は、2015年に加入したボローニャで大ブレイクを果たし、『NEXTヤヤ・トゥレ』とも呼ばれた。

1500万ユーロでナポリに移籍するとマウリツィオ・サリ監督の下で16試合に出場。CLでも貴重な経験を積んだ。

同率4位:ユーリ・ティーレマンス(19歳)

市場価値:2000万ユーロ(およそ24.4億円)

所属:アンデルレヒト

国籍:ベルギー

まだ19歳だったの?と言いたくなるティーレマンス。あまりにも若くして台頭したことから、もはや中堅クラスのイメージである。

その高いテクニックとセンスにもう疑問の余地はない。そろそろステップアップが噂されているが、次の活躍の場はどこになるのだろうか?

同率4位:ジャンルイージ・ドンナルンマ(18歳)

市場価値:2000万ユーロ(およそ24.4億円)

所属:ミラン

国籍:イタリア

16歳で名門ミランの守護神に定着した神童は、レギュラーとしてセリエAを戦いぬき、さらに大きな存在となっている。

『NEXTブッフォン』の最有力候補と言われる彼は、マンチェスター・ユナイテッドらがかなり大きな額で狙っているとも。

2位:ウスマヌ・デンベレ(19歳)

市場価値:2800万ユーロ(およそ34.1億円)

所属:ボルシア・ドルトムント

国籍:フランス/モーリタニア

世界最高クラスの天才的なドリブル、そして両足を遜色なく使える器用さ。対面する相手を置き去りにする圧倒的な加速。さらにキックの精度。

あらゆる攻撃センスを兼ね備えるデンベレは、ドルトムントへの移籍後もその才能を見せ続けている。

1位:レナト・サンシェズ(19歳)

市場価値:3000万ユーロ(およそ36.5億円)

所属:バイエルン・ミュンヘン

国籍:ポルトガル/カーボヴェルデ

昨年行われたEURO2016で知名度を一気にあげたポルトガルの新星は、今季バイエルン・ミュンヘンでやや不完全燃焼であった。

しかしシャビ・アロンソが引退する来季、彼の存在はかなり大きくなる。3500万ユーロ(およそ42.6億円)+ボーナスで最大8000万ユーロ(およそ97.4億円)と言われる投資に見合う活躍を見せるだろう。