デビュー15周年のMIYAVI「これまでの軌跡があったから今の自分がいる」
アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」に、MIYAVIさんが登場。4月5日にリリースした、デビュー15周年記念アルバム『ALL TIME BEST “DAY 2”』を通して、MIYAVIさんがこれまでの軌跡を語りました。
（アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」4月26日放送より）
坂本「お久しぶりです」
MIYAVI「元気？」
坂本「元気（笑）。2年ぶりぐらいですね、多分。今はLAに住んでらっしゃって」
MIYAVI「はい。まあ、行ったり来たりしてますね」
坂本「行ったり来たり。CMにも出てるし、この間は、韓国、香港とアジアのほうでライブして」
MIYAVI「はい。最近はタイに行きましたね。UNHCRという国連の難民の人たちを支援している人たちとお仕事させてもらっていて、レバノンに二度。タイは、アジアにおける難民問題っていうか状況を肌で感じたくて。で、タイの難民キャンプ……ミャンマーから来た人たちが、1997年から、20年近くなんだけど、10万人ぐらいの人たちが国境近くに、まだキャンプで暮らしていて」
坂本「10万人も……」
MIYAVI「うん。そこで生まれた子どもたちがそこから出られなくてさ。自分も学びながら、それを通じて、自分のファンのみんなだったり、たくさんの人に伝えられれば、それも自分の役割かなあと思って」
坂本「うん。そこでも演奏したんですか」
MIYAVI「そうだね、マイク1本、アコギとカホン、BOBOくんも来てたんで。自分の中で、まだ自分にできないことってたくさんあるんだけど、価値観というか、でっかいハコでチケット売ってって、そういう成功のバリューもあるんだけど、なんかああやって毎日、その日々の暮らしを本当に精一杯生きている人たちの前で音楽をするって、ある種、パワーを与えて、俺たちも貰って、っていうことも自分の中ではスゲえデカいなあと思って。ライフワークとして続けていきたいし、続けなくていいような世界が来るために、何かしら自分も貢献できたらなあと思って行ってきましたね」
坂本「ワールドツアーも何回もしているし、本当にいろんな国の、いろんな世代の人たちを目の前に演奏して、これだけ音楽で世界中を繋げられる人っていうのは日本人では本当に少ないと思うんだけれども……」
MIYAVI「いや、あなたのお父さんが（笑）」
坂本「いえいえ。曲を出すとかだけじゃなくて、その土地に足を運んでまめにライブをしているっていう意味でも、すごいことだなと思いますね」
MIYAVI「ギター弾きなんで、言葉を超えられるというか。そこはすげぇでかいなって思う、毎回やってて。特にやっぱり今、ロサンゼルスに拠点を置いててやっていく中で、そこをある種ブリッジにして、みんなとひとつになっていくというか。そこが俺たちの役割というか（後略）」
坂本「そんなMIYAVI、デビュー15周年ですね。MIYAVIと出会ったのがいつだったかなあと思うんですが」
MIYAVI「そうだね……前世（笑）」
坂本「え、そんな前だったかなあ（笑）。知ったのはデビューしてすぐに、あ、こんな人がいるんだってびっくりしたんですが、その頃はまだ、漢字の『雅』でしたね。その頃からの全部のシングル曲とプラスαが収録されたベストが、4月5日にリリースされました。『ALL TIME BEST “DAY 2”』というタイトルなんですが、2枚組の1枚目が『“DAY 1”』、そして2枚目が『“DAY 0”』で、アルバムタイトルが 『“DAY 2”』という」
MIYAVI「はい」
坂本「なんでタイトルを『“DAY 2”』にしたんでしょう？」
MIYAVI「まあ、ご存知のとおりというか、自分もこういう性格なんで、ぶっちゃけ振り返ってる暇はなくて、前しか見てないし。ふとね、こういう機会ですってのがあって、やっぱりなんだかんだ応援してくれている人たち、ファンのみんな、スタッフの人たち、今は関わってないけど、その当時に関わってくれた人たちがたくさんいる中で、やっぱりそのひとつひとつの積み重ねがあって今に繋がっている。自分が今、MIYAVIとしてやってることすべて、それらの軌跡があったから今の自分がいるっていう。すげえ感謝してるし、それを表すために作ったんだけど。それでも、やっぱり振り返ってるだけのカタログ的な、レコード会社が小銭を稼ぐだけの物にしたくなかったから（笑）、あわよくば全部録り直してやるぐらいの感じでいたんだけど。いくつか新録をさせてもらって、昔からの点と点が線になって、過去と未来を繋げられる作品にできたらなあと思って作りました（後略）」
MIYAVIさんのデビュー15周年記念ベストアルバム『ALL TIME BEST “DAY 2”』は、現在発売中です。5月からはMIYAVIさんのデビュー15周年を記念した都内15本対バンライブも決定。詳細は、MIYAVIさんの公式サイトhttp://myv382tokyo.com/ http://myv382tokyo.com/をご覧ください。
5月1日のゲストは、チャットモンチーです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。
〈番組概要〉
番組名：「坂本美雨のディアフレンズ」
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： http://www.tfm.co.jp/dear/
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この記事の放送回を『radikoタイムフリー』で聴くことができます（1週間限定）。
（スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/）
■番組聴取は【コチラから http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20170426110000】（無料）
聴取期限 2017年5月4日 AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
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（アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」4月26日放送より）
MIYAVIさん（右）と、パーソナリティの坂本美雨
坂本「お久しぶりです」
MIYAVI「元気？」
坂本「元気（笑）。2年ぶりぐらいですね、多分。今はLAに住んでらっしゃって」
MIYAVI「はい。まあ、行ったり来たりしてますね」
坂本「行ったり来たり。CMにも出てるし、この間は、韓国、香港とアジアのほうでライブして」
MIYAVI「はい。最近はタイに行きましたね。UNHCRという国連の難民の人たちを支援している人たちとお仕事させてもらっていて、レバノンに二度。タイは、アジアにおける難民問題っていうか状況を肌で感じたくて。で、タイの難民キャンプ……ミャンマーから来た人たちが、1997年から、20年近くなんだけど、10万人ぐらいの人たちが国境近くに、まだキャンプで暮らしていて」
坂本「10万人も……」
MIYAVI「うん。そこで生まれた子どもたちがそこから出られなくてさ。自分も学びながら、それを通じて、自分のファンのみんなだったり、たくさんの人に伝えられれば、それも自分の役割かなあと思って」
坂本「うん。そこでも演奏したんですか」
MIYAVI「そうだね、マイク1本、アコギとカホン、BOBOくんも来てたんで。自分の中で、まだ自分にできないことってたくさんあるんだけど、価値観というか、でっかいハコでチケット売ってって、そういう成功のバリューもあるんだけど、なんかああやって毎日、その日々の暮らしを本当に精一杯生きている人たちの前で音楽をするって、ある種、パワーを与えて、俺たちも貰って、っていうことも自分の中ではスゲえデカいなあと思って。ライフワークとして続けていきたいし、続けなくていいような世界が来るために、何かしら自分も貢献できたらなあと思って行ってきましたね」
坂本「ワールドツアーも何回もしているし、本当にいろんな国の、いろんな世代の人たちを目の前に演奏して、これだけ音楽で世界中を繋げられる人っていうのは日本人では本当に少ないと思うんだけれども……」
MIYAVI「いや、あなたのお父さんが（笑）」
坂本「いえいえ。曲を出すとかだけじゃなくて、その土地に足を運んでまめにライブをしているっていう意味でも、すごいことだなと思いますね」
MIYAVI「ギター弾きなんで、言葉を超えられるというか。そこはすげぇでかいなって思う、毎回やってて。特にやっぱり今、ロサンゼルスに拠点を置いててやっていく中で、そこをある種ブリッジにして、みんなとひとつになっていくというか。そこが俺たちの役割というか（後略）」
坂本「そんなMIYAVI、デビュー15周年ですね。MIYAVIと出会ったのがいつだったかなあと思うんですが」
MIYAVI「そうだね……前世（笑）」
坂本「え、そんな前だったかなあ（笑）。知ったのはデビューしてすぐに、あ、こんな人がいるんだってびっくりしたんですが、その頃はまだ、漢字の『雅』でしたね。その頃からの全部のシングル曲とプラスαが収録されたベストが、4月5日にリリースされました。『ALL TIME BEST “DAY 2”』というタイトルなんですが、2枚組の1枚目が『“DAY 1”』、そして2枚目が『“DAY 0”』で、アルバムタイトルが 『“DAY 2”』という」
MIYAVI「はい」
坂本「なんでタイトルを『“DAY 2”』にしたんでしょう？」
MIYAVI「まあ、ご存知のとおりというか、自分もこういう性格なんで、ぶっちゃけ振り返ってる暇はなくて、前しか見てないし。ふとね、こういう機会ですってのがあって、やっぱりなんだかんだ応援してくれている人たち、ファンのみんな、スタッフの人たち、今は関わってないけど、その当時に関わってくれた人たちがたくさんいる中で、やっぱりそのひとつひとつの積み重ねがあって今に繋がっている。自分が今、MIYAVIとしてやってることすべて、それらの軌跡があったから今の自分がいるっていう。すげえ感謝してるし、それを表すために作ったんだけど。それでも、やっぱり振り返ってるだけのカタログ的な、レコード会社が小銭を稼ぐだけの物にしたくなかったから（笑）、あわよくば全部録り直してやるぐらいの感じでいたんだけど。いくつか新録をさせてもらって、昔からの点と点が線になって、過去と未来を繋げられる作品にできたらなあと思って作りました（後略）」
MIYAVIさんのデビュー15周年記念ベストアルバム『ALL TIME BEST “DAY 2”』は、現在発売中です。5月からはMIYAVIさんのデビュー15周年を記念した都内15本対バンライブも決定。詳細は、MIYAVIさんの公式サイトhttp://myv382tokyo.com/ http://myv382tokyo.com/をご覧ください。
5月1日のゲストは、チャットモンチーです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。
〈番組概要〉
番組名：「坂本美雨のディアフレンズ」
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： http://www.tfm.co.jp/dear/
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聴取期限 2017年5月4日 AM 4:59 まで
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