放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。4月23日の放送ではベッキーさんをゲストに迎え、お休みをされていた1年間や結婚について伺いました。



高須:芸能界に帰ってくるまでの間はどうでしたか?

ベッキー:今はいろいろなお仕事ができていることが奇跡のようというか。今まではご飯に誘われたら「いつでも空いてます」だったのが、仕事で断る日もあってありがたくて仕方ないです。

高須:あんなに落ちることってある? 100人もいるかな。だからすごい経験をしていると思う。

ベッキー:もちろん大変でしたよ。でも尊敬する芸能界の先輩に「ぶれるなよ」って言われたんです。何についてとかはなくて、ただ「ぶれるなよ」と。その時に「仕事に戻るぞ」という気持ちをぶれさせないと思って乗り越えましたね。

高須:すごいね。逃げたくなるからね。

ベッキー:逃げるのは簡単ですよね。大変な道のりですけど、やっぱりテレビが好きというのが一番だったので。図々しいですけど、“戻らせていただきたい”という気持ちを持ってました。

高須:テレビは楽しいからね。

ベッキー:楽しいし、泣いてた日々も笑いに変えてくれるプロがいますから。

高須:この1年は早かった?

ベッキー:長かったです。時計の針を見て1秒、10秒、1分……と数えてました。仕事がない、家から出られない、反省することしかできないっていう1日ってめちゃくちゃ長いんです。人生で一番長い1年でした。

高須:友達はどうだったの?

ベッキー:いろんな優しさがありましたね。家にたくさん泊まりに来て寄り添ってくれた子もいるし……。本当にマックスにつらい時って1人でいられないんです。1人で寝るのが怖くて、テレビ電話を置いて眠ったこともありました。迷惑をかけちゃいましたね。

高須:そうか。そんな悪いことしたんかな〜……(笑)。まぁそれは置いといて、仕事はどうですか?

ベッキー:今のスケジュールはちょうといい感じですね。詰め詰めすぎず、オフもほどよくあって。

高須:休みの日はどうしてるんですか?

ベッキー:最近は何してるかな……。私は友達がしたいことをするのが好きなんです。友達に「何したい?」って聞いて一緒にするのが好きですね。

高須:ベッキーやな。自分のやりたいことは無いんですか?

ベッキー:たぶん、ドMなのかもしれないです。友達の幸せそうな顔を見るのが好きというか。いい人ぶってるとかじゃなくて、それが好きなんです。

高須:なるほどね。あの……子どものいる友達と遊んでいると、子ども欲しくならへん?

ベッキー:なります。でも焦りはないです。友達はみんな結婚しているので、予習できて最高です。

高須:今、おいくつでしたっけ?

ベッキー:33歳です。

高須:僕の子どもが3歳なんです。めちゃめちゃかわいくて。最初はそんなに子どもが好きではないかなと思ってたんやけど、こんなに好きなんやと思ってますね。

ベッキー:わかります! 私もお休み中は、友達の3歳の娘が生きがいでした。子どものパワーってすごいから。

高須:すごいよね。自分の子どもやったらもっとすごいよ。このくらいまでには結婚したいとかないですか?

ベッキー:したい気持ちも、半々なんです。するとしたら……35、36歳で結婚かなぁ。

高須:今度はどういう方を選びます? “今度”って!

ベッキー:(笑)。ポジティブな方ですね。例えば渋滞にはまっても、「なんだよ!」ではなくて「渋滞だけど、いっぱい喋れるってことで!」みたいな感じで。

高須:自分もそうなん?

ベッキー:割とそうですね。凹みやすいけど切り替えできます。全部をポジティブな出来事に変えます。そのほうが得ですよね。

高須:そうね。結構重めの授業を受けたけどね(笑)。

【番組情報】

タイトル:空想メディア

放送日時:毎週日曜 25:00〜25:30

MC:高須光聖、中村亜裕美

番組HP:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/