マクドナルドと並ぶファストフード業界の代表選手のケンタッキー・フライドチキン(KFC)。日本にやって来たのは大阪万博があった1970年のことだ。それから約50年、KFCは日常生活において「当たり前」の存在となっている。特に、クリスマスの時期には存在感が一気に高まるのだ。(イメージ写真提供:(C)TEA/123RF)

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 マクドナルドと並ぶファストフード業界の代表選手のケンタッキー・フライドチキン(KFC)。日本にやって来たのは大阪万博があった1970年のことだ。それから約50年、KFCは日常生活において「当たり前」の存在となっている。特に、クリスマスの時期には存在感が一気に高まるのだ。

 中国メディア・今日頭条は20日、日本のKFCを見た印象について紹介する記事を掲載した。記事はまず、日本特有ともいえる「クリスマスにはKFC文化」を紹介。「日本人はクリスマスに必ずKFCを食べるという。もはや全国的な風習と言われるほどだ。これは多くの米国人も理解に苦しむようだ」とした。

 続いては、日本のKFCで提供される商品のボリュームについて言及。KFCを象徴する商品の1つである「パーティーバーレル」(中国語では「全家桶」)について、「わが国よりも量が少ない」と評した。また、チキンと並ぶ看板商品であるサンド類についても「小さい」と紹介している。

 記事はまた、KFCのマスコットキャラクターである「カーネルおじさん」についても触れており、日本のKFCでは「カーネルおじさん」に各種コスプレをさせることをあることを紹介。店頭で新撰組の衣装を身に着けた「カーネルおじさん」の写真を掲載した。さらに、「カーネルおじさん」のキャラ弁を複数紹介。日本国民に親しまれていることを伝えた。

 中国のネットユーザーからは「日本は鶏肉が高いからね」、「日本人は食べる量が少ないから」、「ポテトは中国のKFCよりおいしい」、「いちばん大きな問題は、辛いサンドがないことだな」などさまざまな感想が寄せられている。中国のKFCで食事をすると、チキンの大きさに驚くことがある。彼らが「日本のものは小さい」と思うのも、うなずける。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)TEA/123RF)