UNISON SQUARE GARDENが4月12日、TOKYO FMのレギュラー番組「SCHOOL OF LOCK! ユニゾンLOCKS!」に出演。番組のスクール・ドクターとして、リスナーの相談に答える企画で、『バンドを組みましたが、何をしたらいいのかわかりません』という14歳・男子リスナーのお悩みを取り上げ、直接電話をかけてアドバイスしました。



【リスナーに電話】

斎藤「バンドのメンバーは、どういった経緯で集まったんですか?」

リスナー「全員と仲いいわけではないんですけど、友達の友達が音楽好きで5人集まって結成しました」

斎藤「UNISON SQUARE GARDENと同じパターンですね(笑)。“仲良くはないが、音楽好きが集まる”」

田淵「大事ね。仲良くなんかなくたって、バンドは出来るのよ(笑)。なんでバンドをやるってなったの?」

リスナー「僕がギターを先週買いまして、それで友達と楽器の話をしていたら、“バンド組もうか!”ってなりました」

斎藤「楽器歴1週間で、“バンド組もう”っていうその行動力は凄いね。どんな曲をやるのか、話してるの?」

リスナー「カヴァー曲で何をしようか話し合ってます」

斎藤「例えば具体的な曲名とかある?」

リスナー「MONGOL800の『小さな恋のうた』です」

斎藤「名曲ですよね」

鈴木「そこからカヴァーをやっていって、オリジナルも作りたいの?」

リスナー「ゆくゆくはオリジナル曲を作って、未確認フェスティバル http://www.tfm.co.jp/lock/mikakunin/index.html(10代の音楽フェス)にも出たいです!」

斎藤「目標があっていいじゃないですか!」



【メンバー3人で相談】

田淵「14歳でバンドを始める時代なんだね」

鈴木「俺らが集まったのは、15、16歳くらいか?」

田淵「でも将来の活動なんか考えてた? 『初めてのスタジオです→この曲やります→決めました→やりました→楽しかったです→上手になりました→じゃあライブやります→ライブ終わりました→次どうします?→文化祭があります→文化祭終わりました→次どうします?→じゃあオリジナル作ってみましょうか!』っていう目先の目標の連続だった記憶があって。そんなに先を見越してやっていた記憶が無い」

斎藤「そうだね。楽器買って“じゃあ次はバンドだ!”っていう行動力が凄い!」

鈴木「俺らも最初から“オリジナルやりたい!”って集まったわけじゃなくて、“バンドやりたいね”で集まったよね。何の曲をやりたいかって時も、3人の趣味が全然違ったもんね? でも3人共通で“このバンド、カッコイイよね”って言える1曲が見えてくるんだよね。“じゃあ、その曲をやろうか”ってなって。

で、ライブとかやっているうちに“そろそろオリジナルやろうか”ってなったタイミングがあったじゃない? アレって活動して1年後だったよね? 田淵が言い始めたと思うんだけど、どういうきっかけだったんだっけ?」

田淵「ええ!? わかんないけど、“自分でも出来そうだな”って思ってかな? 自然発生なんだよね。目標を持ってやってたわけじゃないから。別にプロになるつもりもなかったし、“オリジナルやるぞ!”ってバンドを始めたわけでもなかったから。(相談者のリスナーから)最初に出たのは“バンドをやりたいから組んだ!”だったから、まず『バンドをやる』っていうのが1個目の目標でいい気がする。で、バンドをやったら“次、どうする? 曲を増やす?”って、自然に出てくるのを待ったほうがいいんじゃないですかね」



【リスナーに三人三様のアドバイス】

◆斎藤のアドバイス

僕の意見は、まず『5人それぞれが、コピーしたい曲を持ち寄る』っていうのをやった方がいいと思うんですよ。趣味とか好みが合わない事もあると思うんですけど、とりあえずメンバーを信じてやってみる。それでやってみた結果、良いところ悪いところがそれぞれ出てくると思うから、それをみんなで共有して“ああ、こういうバンドなんだな!”っていうのを知るところから始めてみてはいかがでしょうか?

◆田淵のアドバイス

少〜しだけ厳しい事を言うとですね、まず『ゴールを見ない』っていうのが大事なんじゃないかな。少し先を見過ぎている気がして。さっきキミが言ってた“バンドをやりたい!”、“『小さな恋のうた』をやりたい!”この2点をまず見ないと、マズイかなという気がしています。

まずそこを一生懸命にやる。ギターだったらギターを弾きながらボーカルもやるだろうから、弾きながら歌う事を一生懸命にやる。バンドをやる。スタジオで合わせてみて“超楽しい!”っていうところを、一生懸命に自分で納得いくまでやる。その後に“オリジナルをやりたい!”、”ライブハウスでライブをやりたい!”って事が自然に出るはずなので。とにかく目の前の事を、一生懸命やったほうがいいかなと思いました。

◆鈴木のアドバイス

“◯ヶ月練習して、◯ヶ月コピーした後、オリジナルを作っていく”みたいに、細かい事を決めていきたいのかな? だったら、“◯ヶ月練習したらコピーが出来る!”ってわけではないよ。今、思い付いたメロディーを歌っただけでも、その瞬間からミュージシャンでありバンドマンになると思う。なんなら明日から思いの丈を勝手に歌ったら、オリジナルバンドになれちゃう。そういうモノだと思います。あんまり数字でどうこうって感じじゃなくて、5人が楽しい! 5人だけが集まって作れる!『5人だけの楽しい』が絶対にどこかにあるんですよ。それを1つ1つ見つけていく事が1番大事なんじゃないかな。



田淵「曲は1人1曲ずつ、5曲決めたほうがいいね。誰が何の曲を言っても反対しないほうがいいよ。まず5曲を決めて、それを一生懸命やるってところからスタートしたらいかがでしょうかね?」

リスナー「ありがとうございます!」

<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット

放送日時:

月〜木曜 22:00〜23:55

金曜 22:00〜22:55

番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/

<今後の予定>

4/17(月)〜4/21(金)

SCHOOL OF LOCK! 2017

スペシャル授業WEEK http://www.tfm.co.jp/lock/2017/0417_0421/index.html

4/17(月) おときた駿(東京都議会議員)が生出演

4/18(火) Creepy Nuts (R-指定 & DJ 松永)が生出演

4/18(火) SKY-HI「Silly Game」初オンエア

4/19(水) 横澤夏子が生出演

4/20(木) ゲーム実況YouTuber 兄者弟者が生出演

4/17(月)〜4/20(木) 欅坂46 平手友梨奈のGIRLS LOCKS! スタート



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聴取期限 2017年4月20日 AM 4:59 まで

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