「大河ドラマ 花燃ゆ 総集編」より

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 嵐の松本潤(33)との交際関係が大揺れの女優・井上真央(30)が将来について激白した。『女性自身』(光文社)の直撃取材を受けた井上真央は、松本潤との結婚について「いやいや、全然」といなす一方、結婚に伴う引退の可能性については「まったくないですよ」「いろいろ言われるのがこのお仕事なので」と言い放った。こうした発言の背景について芸能記者は語る。

「井上は昨年、13年在籍した芸能事務所を離れました。結婚を見据えての卒業とささやかれてきましたが、この観測をきっぱり否定したかたちです。つまり、結婚に踏み切れない事情が生じたということ。それは、松本の二股愛の発覚に他なりません」

『週刊文春』(文藝春秋)が昨年末に報じた、松本とセクシー女優との関係は、井上に大きな影響を及ぼした。実際、『女性自身』の突然の取材に対して井上は当初、別の週刊誌、いわば『文春』の記者だと思い込んでいたようだ。松本の一連のスキャンダルにピリピリとした緊張感を抱いているのは想像に難くない。

「文春の報道以来、井上と松本との関係に大きな溝が生じていると言われています。それでも松本は、自分の不始末を棚に上げてCAとの合コンにうつつを抜かしている状態。井上にとって、結婚を考えられる状況ではなく、仕事を重視せざるを得ません。“寿退社”の可能性など全否定せざるをえない」(前出・記者)

 仕事への意識を固めた井上だが、その前途は険しい。

■その一方で金にうるさいイメージも?

「井上が移籍した背景には、『真央ならもっとギャラをもらえるよ』と知人タレントに煽られた結果、旧事務所とギャラ交渉で揉めて決裂したという経緯が一部で報道されている。かつての清純派のイメージに傷がついたうえ、現在の事務所は大手ではありません。大きな仕事を次々と引っ張れるわけではなく、女優生命は危機的状況です」(芸能事務所関係者)

 主演ドラマ『花より男子』シリーズ(TBS系)をきっかけに松本と交際。その関係が世間に知られても、「30歳までには結婚したい」などとのろけられていたのはすでに過去の話になりつつある。「松本に二股をかけられた女」と「結構、金にうるさい」というネガティブなイメージばかりが先行したいま、井上に名誉挽回できるチャンスは来るのだろうか。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。