「Winter diary ~A7 Classical~」より

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 人間、年を重ねれば顔つきや体型も変わる。だが、日々テレビに出る女性タレントは、ある程度の“美貌”が求められるもの。そんな中で、「若いころはキレイだったのに……」と残念に思ってしまう芸能人もいる。

「例えば、手塚理美(55)。ドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)で一世を風靡し、キャリア30年以上を誇る実力派女優ですが、先日出演した『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、みずみずしさも、かといって艶っぽさもなく、『女優』感がまったく感じられませんでした。しかも、ほうれい線がクッキリ。同じく『ふぞろい』で共演していた高橋ひとみ(55)は新婚で、先日も夜の生活のことが話題になったばかり。今もなお熟女のフェロモンを漂わせていますが、両者の差にがくぜんとします」(スポーツ紙記者)

 続いて歌手。最強の歌姫と称された浜崎あゆみ(38)だ。

「先日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、ドレスから覗く胸の谷間がはちきれんばかりに巨大化し、二の腕もパンパン。たる腹も隠せませんでした。全盛期から比べて20キロは太ったのではないでしょうか。一方で歌声も衰え、高音がまったく出ない。同じアラフォーの安室奈美恵(39)や、時折『インスタグラム』でトレーニング中の写真をアップする華原朋美(42)などと比べると、劣化ぶりは歴然です。芸能界イチではないか」(前同)

■ただのオバサンに変わり果てた元女子アナも?

 続いてはアナウンサー部門だ。

「元読売巨人軍の元木大介氏(45)の大神いずみ(48)です。3月26日深夜、『プロ野球選手の子供に生まれて』(フジテレビ系)という特番で、夫が監督を務め、子どもが選手をしている少年野球チームの応援に駆け付けていたのですが、若いころの可愛さはどこへやら、潤いがまったくない、ただのオバサンに変わり果てていました。もちろんプライベートに密着しているので、化粧もオシャレもほとんどしないのはある意味生々しいのですが……。当時の女子アナブームを同じくけん引した八木亜希子(51)は大神より4歳も年上なのに、いつまでも変わらないチャーミングさを保っている。子どもがいない八木に対し、大神は2児の母。貫禄がつくのは当然と言われれば当然なのですが……」(制作会社デスク)

 ありのままの姿を見せれば”劣化”と騒がれてしまうのが芸能人の辛いところ。しかし、かつての憧れの存在が醜く年老いていく姿を見るのはファンも辛いものだ。変わり果てた女性タレントたちの賞味期限は刻一刻と迫っているのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。