中居正広の熱愛はなぜ報道解禁？その裏に”秋以降の処遇”が

　元SMAPの中居正広（44）の熱愛報道が、角度を変えて注目を集めている。相手はダンサーの武田舞香（32）とされており、ジャニーズ事務所もこの交際を容認しているとされている。中居正広は過去にも、テレビ朝日の下平さやかアナウンサー（44）や、元フジテレビの中野美奈子アナウンサー（37）、そして歌手の倖田來未（34）などと交際が報じられていた。

　今回報じられた武田との交際は6年にわたり、密かに愛を育んできたという。一部ではSMAPの解散をきっかけに各メンバーの結婚も解禁されるのではとの見立てもあり、リーダーの中居がその先陣を切ることになるのではとの噂もある。

　しかし、この熱愛報道がここまで大きく取り上げられている現状に、違和感を覚える関係者もいるようだ。特にジャニーズタレントの熱愛報道に関しては、通常ならば事務所が各メディアに圧力をかけて後追い報道を規制することが定番だ。しかし今回は、こうした状況が一切ない。これについては、中居の過去が大きく関連するという説が浮上している。

「過去に交際してきた女性有名人の他にも、中居は一般女性と交際していたことも知られています。近年では結婚に興味がない・向かないというような発言もありますが、以前から女遊びが絶えないことでも有名でした。しかし、現在の中居の芸能界でのポジションを考えると、今回の報道はスキャンダラスな雰囲気を漂わせるわけにはいきません。そのため、かつての女遊びエピソードを隠す意味でも、真剣交際と報じるメディアに規制をかけていないのではないでしょうか」（芸能関係者）

　中居が現在ジャニーズに在籍する以上、事務所にとって稼ぎ頭の一人だ。噂されている独立が実現するまでは、徹底的に事務所が中居をマークすることになるのだろうか。

　しかし一方で、こうした考えとは真逆の思惑が働いているのではとの意見もある。

■キーワードはやっぱり「独立」

「この時期に合わせて、少しずつこうした熱愛報道を流すことで、独立後の身動きを制限させようとしているのではと言われています。今回の交際報道を報じたのは、ジャニーズとの関係が良好と言われている『女性セブン』（小学館）です。中居にとってプラスになるから事務所もOKしたというよりも、独立後に中居を潰しやすくするように、密かにジャニーズ側がリークしていた可能性もあるのではないでしょうか」（芸能記者）

　ジャニーズ事務所からの独立が噂されている中居だが、現在の契約期限である秋が一つの変わり目だと言われている。また、今回の報道を皮切りに、次第に他の元メンバー達にも焦点が当たることになるという。

「おそらくジャニーズに残る木村拓哉（44）以外のメンバーも、熱愛やそれに近いプライベートな報道が出るのではないでしょうか。過去に遊んでいた頃の情報があれば、それらも一挙に公開されるかもしれません。秋以降ジャニーズから彼らが独立としたならば、こうした動きはさらに加速する可能性もある」（前出・芸能記者）

　表向きでは明るい報道と捉えられている今回の熱愛報道であるが、そこには様々な裏事情が隠れているのかもしれない。

文・安藤美琴（あんどう・みこと）※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』（セブン＆アイ出版）、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。