ゴマ油がマッサージオイルに?スキンケア、うがいにも使えるってホント?

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「キレイの先生」編集部の山田です。

 実はゴマ油は、マッサージオイルにも使えるって知っていましたか。また、スキンケアやうがいにも使えるんです。

 そう書くと、「え? あの料理で使うゴマ油が!?」と思うかもしれません。少し勘違いをさせるような書き方になってしまいましたが、マッサージオイルなどに使えるのは、料理用の香ばしく黒っぽいゴマ油ではなく、「太白ゴマ油」と呼ばれるものです。

 料理用のゴマ油が焙煎されたゴマから抽出されるのに対して、太白ゴマ油は生のゴマから抽出されます。

 ゴマ油は、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでよく用いられる、代表的なオイルです。

 アーユルヴェーダデトックスサロン 和 nicoの飯島生都子先生に「ゴマ油」をテーマに取材したので、その内容を簡単にご紹介させていただきます。

 ゴマ油は、デトックスの作用に高いとされていて、セサミンなどの抗酸化作用のある成分を含んでいます。セサミンは、サプリメントの成分としてもよく知られていると思います。

 マッサージなどには、ゴマ油をいちど火で熱してから、冷ましたものを使います(それを「キュアリング」といいます)。使うときには、また少し温めるのがおすすめだそうです。

 アーユルヴェーダのマッサージには、よくゴマ油が使われます。自分でボディマッサージするのにも良いです。

 そしてゴマ油でうがいすると、免疫力を高める効果が期待できます。風邪の予防にもなりそうですね。

 アーユルヴェーダの本場のインドでは、ゴマ油を鼻や耳などに垂らしたりする使い方もあるそうです(インドには、アーユルヴェーダの医師がいて、療法の一環として行われているため、日本では真似しないようにしてください)。

 太白ゴマ油は、スーパーなどでも市販されています。

 伝統医学のアーユルヴェーダも認めるゴマ油を、ご自分のケアに取り入れても良いかもしれません。

『キレイの先生』の飯島先生の記事はこちらから http://kireinosensei.com/1100140/