腸活食材を使ってダイエットに活かす方法

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腸内環境の大切さが認識されるようになり、その腸内環境を良くする“腸活”もブームになっていますよね。腸の状態が良くなると風邪を引きにくくなったり疲れにくくなったり、美容の効果もありますが、それだけではありません。

腸活に良い食材はダイエットにもピッタリな食材ばかりなのです。

そこで今回は管理栄養士の筆者が、腸活食材を使ってダイエットに活かす方法をご紹介したいと思います。

朝食で腸活食材を積極的に摂る

自分で好きなものを用意できる朝にこそとりたいのが腸活食材です。

発酵食品であるヨーグルト(豆乳ヨーグルトもオススメ!)にオリゴ糖が豊富な蜂蜜を入れて。最近人気の甘酒も良いです。ちなみに筆者は何十種類という乳酸菌が入った発酵ドリンクを毎日飲んでいるので、こういったものを活用するのも手です。

その他にも果物は食物繊維がとれる上に、食物酵素が豊富なので起きたばかりの胃腸に負担をかけずに午前中に活動するためのエネルギーを補給できますよ。

腸活ダイエットを始めたら意識する“麺類ならそば、一番は和定食”

外食でも入るお店や選ぶメニューで腸活をすることができます。たとえば麺類なら食物繊維が多いそばがオススメです。あっさりと済ましたい時はとろろそばやなめこや海藻が入ったそば、しっかりたんぱく質もとりたい時は海老天そばや鴨南蛮あたりを選びましょう。

もっともバランスが取りやすいのが和定食です。ただし白米は血糖値が上がりやすくダイエットの妨げになるだけでなく、食べた後眠気を感じやすくなるので、できれば五穀米や玄米を出してくれるお店があればベストです。

個人経営のお店などは自家製のぬか漬けを出してくれるお店もあったりするので、探してみるのも楽しいです。大手チェーン店では“大戸屋”や“おむすび権米衛”をよく利用します。

ダイエットの壁!間食におすすめの腸活おやつ

ダイエット中とはいっても、食事以外の間食もついつい欲しくなってしまうもの。ここは無理に我慢してストレスにするよりも、腸活食材を間食にしてしまいましょう。

ヘビロテにしたい間食には、食物繊維が豊富なナッツ類や干し芋にドライフルーツ、低カロリーで噛みごたえのある昆布などの海藻のお菓子などがあります。週末などにまとめ買いしておきましょう。

いかがでしたか? 今回は腸活食材のダイエットへの活用法をお伝えしました。腸が健康になれば必要な栄養素がきちんと吸収されて代謝も良くなりますし、便秘知らずで余計なものは外に出せる体になるのでダイエットも効率的になります。ぜひ、取り入れてみてくださいね。

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※ Purino / Shutterstock

【筆者略歴】

圓尾和紀

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。