創業44年、早稲田「キッチンオトボケ」のカツカレーがうまい!
東京に住む人たちの声を聴きながら、パーソナリティの堀内貴之が今を切り取るテーマをリスナーと共に考えていくラジオプログラム、TOKYO FM「シンクロのシティ」。番組内のコーナー「東京地元めし」では「東京にある隠れた名店」をご紹介しています。といっても単なる名店ではありません。ここでご紹介するのはリスナーのみなさんが推薦してくれた「自分が通っているイチオシのお店」。レポーターの安竜うららが味わいのある名店に伺い、美味しいだけじゃない人気の秘密を探ります。
今回伺ったのは、早稲田駅から徒歩3分、学生街にある「キッチンオトボケ」。
リスナーの方からこんな推薦メッセージを頂きました。
「ごく普通の定食屋なのにお店の方が揃ってカタコトで、初めて来た人は少し怪しく感じてしまうかも。でも、そういった雰囲気も含めて好きでした。オススメはカツカレー。学生の街だけあってボリュームは折り紙付き。ここの普通サイズ、すなわち他店の大盛。溢れんばかりの、とはよく言いますが、すでに結構溢れちゃってます、ルーが。それを豪快にかき込む男子、ときどき女子。食べるのに夢中になるのもいいけれど、少し周りを見渡してみると、実は隣に未来の有名人がいた! なんてことも。学生時代の思い出の味。是非、行ってみて下さい!」(ラジオネーム:トリプルセブンさん)
言わずと知れた学生の街、早稲田。安くて美味しく、若い学生さんたちの胃袋を満たしてくれる食堂がたくさんある街です。そんな中でも創業44年と老舗なのがこの「キッチンオトボケ」。ビビッドなオレンジ色の外観がとっても目を惹きます。食券タイプのお店で、中はとっても広くなんだか学食のような雰囲気! 学生さんのみならず、サラリーマンの方々も黙々と定食を食べていらっしゃいました。
こちらが店長の仁平まさおさんです。間もなく70歳を迎えられるという仁平さん。厨房でカツを揚げる姿も、ハツラツとしてらっしゃいます! 若い人にエネルギーをもらって、元気で働くことができているんだそう。
そんな店長の仁平まさおさんに、安竜うららがお話を伺いました。
うらら:定食、お安いですよね。600円とか……。
仁平:そうですね。やっぱり学生さんだから安くしないとね。もう十何年値上げしてないですよ。値上げしちゃうとかわいそうでしょ。10円でも安く提供したい。
うらら:最初から、学生さんに食べてもらいたくて始めた食堂なんですか?
仁平:そうです。オーナーが学生さんが好きで、安く提供したいということで始まったんですよ。早大生の皆さんに頑張っていただきたい。
うらら: 色んな卒業生も見守ってこられたんじゃないですか。
仁平:有名な方で、アナウンサーの羽鳥さんもよく来ていましたよ。その当時はまだ有名じゃないから気が付かなかったんですけど、あとで店に来て言ってくれたんですよね。あと、元大阪知事の橋下さん。あの方も来てたんですよ。去年、取材で二人一緒に来てくれたんです。学生時代は腹いっぱい食べました、ありがとうございますと言ってくださってね。
うらら:お金がない時代に胃袋を支えてくれたっていうのは、忘れられないでしょうね。スタッフさんは外国の方が多いですね。
仁平: 私以外はみんなミャンマーの方です。高田馬場はミャンマーの人が多いんですよ。日本人は私一人。みんな真面目で、仕事はほんとうに良くやりますよ。気持ちもいいし、みんな優しいんですよ。長い人は16年居る。
うらら:こちらの居心地がいいというのもあるんでしょうね。そして先ほど私、カツカレーをいただいたんですけど、ビックリしちゃいました! 溢れんばかりのごはんに、そのご飯が見えないくらいのカレー、そしてカツ!
仁平:みんなこぼしながら食べてますよ。やっぱり多くないとね。うちのはあんまり辛くないんです、昭和のカレーという感じで。50円プラスすると大盛り。大盛りはもっとすごいですよ、この倍くらいありますからね! 得だと思いますよ。
うらら:今日一日満腹でいられそうです!
仁平:そうですか? お仕事がんばってね。やっぱり学生さんにも一日の仕事をスタミナつけてがんばってもらいたいというのがある。満腹な顔してるの見ると、嬉しいよね〜。
「うちはカッコつけて食べるところじゃないから」と笑いながらお話してくださった仁平さん。とにかく安く美味しくたくさんの量で、学生さんたちに満足してもらいたい! そんな気持ちがとっても良く伝わってきました。
早大生の胃袋を支える食堂。
早稲田の「キッチンオトボケ」、東京地元めしに、認定です!
【キッチンオトボケ】
住所:東京都新宿区馬場下町62
TEL:03-3202-3551
営業時間:11:00〜21:30
定休日:日曜日
安竜うらら(女優・レポーター)
<番組概要>
番組名:「シンクロのシティ」
放送日時 :毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/
今回伺ったのは、早稲田駅から徒歩3分、学生街にある「キッチンオトボケ」。
リスナーの方からこんな推薦メッセージを頂きました。
「ごく普通の定食屋なのにお店の方が揃ってカタコトで、初めて来た人は少し怪しく感じてしまうかも。でも、そういった雰囲気も含めて好きでした。オススメはカツカレー。学生の街だけあってボリュームは折り紙付き。ここの普通サイズ、すなわち他店の大盛。溢れんばかりの、とはよく言いますが、すでに結構溢れちゃってます、ルーが。それを豪快にかき込む男子、ときどき女子。食べるのに夢中になるのもいいけれど、少し周りを見渡してみると、実は隣に未来の有名人がいた! なんてことも。学生時代の思い出の味。是非、行ってみて下さい!」(ラジオネーム:トリプルセブンさん)
言わずと知れた学生の街、早稲田。安くて美味しく、若い学生さんたちの胃袋を満たしてくれる食堂がたくさんある街です。そんな中でも創業44年と老舗なのがこの「キッチンオトボケ」。ビビッドなオレンジ色の外観がとっても目を惹きます。食券タイプのお店で、中はとっても広くなんだか学食のような雰囲気! 学生さんのみならず、サラリーマンの方々も黙々と定食を食べていらっしゃいました。
こちらが店長の仁平まさおさんです。間もなく70歳を迎えられるという仁平さん。厨房でカツを揚げる姿も、ハツラツとしてらっしゃいます! 若い人にエネルギーをもらって、元気で働くことができているんだそう。
そんな店長の仁平まさおさんに、安竜うららがお話を伺いました。
うらら:定食、お安いですよね。600円とか……。
仁平:そうですね。やっぱり学生さんだから安くしないとね。もう十何年値上げしてないですよ。値上げしちゃうとかわいそうでしょ。10円でも安く提供したい。
うらら:最初から、学生さんに食べてもらいたくて始めた食堂なんですか?
仁平:そうです。オーナーが学生さんが好きで、安く提供したいということで始まったんですよ。早大生の皆さんに頑張っていただきたい。
うらら: 色んな卒業生も見守ってこられたんじゃないですか。
仁平:有名な方で、アナウンサーの羽鳥さんもよく来ていましたよ。その当時はまだ有名じゃないから気が付かなかったんですけど、あとで店に来て言ってくれたんですよね。あと、元大阪知事の橋下さん。あの方も来てたんですよ。去年、取材で二人一緒に来てくれたんです。学生時代は腹いっぱい食べました、ありがとうございますと言ってくださってね。
うらら:お金がない時代に胃袋を支えてくれたっていうのは、忘れられないでしょうね。スタッフさんは外国の方が多いですね。
仁平: 私以外はみんなミャンマーの方です。高田馬場はミャンマーの人が多いんですよ。日本人は私一人。みんな真面目で、仕事はほんとうに良くやりますよ。気持ちもいいし、みんな優しいんですよ。長い人は16年居る。
うらら:こちらの居心地がいいというのもあるんでしょうね。そして先ほど私、カツカレーをいただいたんですけど、ビックリしちゃいました! 溢れんばかりのごはんに、そのご飯が見えないくらいのカレー、そしてカツ!
仁平:みんなこぼしながら食べてますよ。やっぱり多くないとね。うちのはあんまり辛くないんです、昭和のカレーという感じで。50円プラスすると大盛り。大盛りはもっとすごいですよ、この倍くらいありますからね! 得だと思いますよ。
うらら:今日一日満腹でいられそうです!
仁平:そうですか? お仕事がんばってね。やっぱり学生さんにも一日の仕事をスタミナつけてがんばってもらいたいというのがある。満腹な顔してるの見ると、嬉しいよね〜。
「うちはカッコつけて食べるところじゃないから」と笑いながらお話してくださった仁平さん。とにかく安く美味しくたくさんの量で、学生さんたちに満足してもらいたい! そんな気持ちがとっても良く伝わってきました。
早大生の胃袋を支える食堂。
早稲田の「キッチンオトボケ」、東京地元めしに、認定です!
【キッチンオトボケ】
住所:東京都新宿区馬場下町62
TEL:03-3202-3551
営業時間:11:00〜21:30
定休日:日曜日
安竜うらら(女優・レポーター)
<番組概要>
番組名:「シンクロのシティ」
放送日時 :毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/