水樹奈々、小沢健二 本格的再始動で「オザケン愛」がとまらない!?
声優・歌手として活躍する水樹奈々がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「Mの世界」。3月6日の放送では、水樹が学生の頃から大好きだったという小沢健二さんを大特集。新曲「流動体について」を含む3曲を水樹自身がセレクトし、オザケン楽曲の魅力について語りました。
（TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」3月6日放送より）
シンガーソングライターの小沢健二さんが19年ぶりに新曲「流動体について」をリリースし、話題となっています。学生時代から小沢健二さんの曲が大好きだったという水樹。しかも、ダウンロード全盛の時代において紙ジャケでのCDリリースという点も、嬉しいニュースだったようです。
水樹「このニュースを聴いたときは、もうめちゃくちゃびっくりしました。え？ このタイミングで？と。ダウンロードっていうのも、ものすごく便利でいいものだと思うんですよ。でも、やっぱり形になったもの、盤を手にしたいわけです。そして、CDラックに並べたいんですよ。それで、ジャケット写真とか歌詞カードを手にしながら、音楽を楽しみたいんですよ。それ全部を含めて、音楽鑑賞だと私は思っていて……」
新曲「流動体について」を聴いて強いメッセージを感じたという水樹がセレクトした、おすすめの曲はこちら。当時の思い出や小沢健二さんへの愛が、たっぷり詰まった3曲です。
【「ドアをノックするのは誰だ？」／小沢健二 ※1994年8月31日発売アルバム『LIFE』収録／1995年3月29日発売シングル】
水樹「まず、びっくりしたのが『爆発する 僕のアムール』っていうこの表現がもう……こんなにやさしくてポップな世界観なのに、その言葉を当ててくるセンスね。あと、サビが『誰かにとって特別だった君を マークはずす飛びこみで僕はサッと奪いさる』っていうね、実は略奪愛なわけなんですよ。なのに、こんなに天使なボイスでさらっと歌っちゃう、この王子様っぷり！ いやー、かっこいいって思って。サビのメロディに叩き込むこの歌詞の入れ方も気持ちよくて癖になっちゃうんですよね。さらに、東京の街並みが浮かぶ歌詞なわけですよ。もう愛媛にいる私は憧れました。ダッフル・コートを着て原宿を歩きたいと。即、ダッフル・コート買いましたからね（笑）。そうなの、カーキのダッフル・コートを買ったの、私。で、原宿の竹下通りを歩きましたよ、上京してから。歌の大会があったからね、中学の時ちょうど。いやー、思い出の曲です」
【「いちょう並木のセレナーデ」／小沢健二 ※1994年8月31日発売アルバム『LIFE』収録】
水樹「この曲も私が本当に擦り切れるんじゃないかっていうくらい聴いた『LIFE』というアルバムに収録されている曲なんですけど、もうこれを聴くとすごくキュンとするんです。ハンドクラップ（手拍子）が入っていたり、みんなの声が入っていたり、ライブ感のある収録がされていて、アットホームなあたたかい空気、アコースティックなアレンジが、すぐそばで歌ってくれているような感じがして、より小沢さんのラブソングに対する思いが伝わってくる曲で大好きなんです。
めずらしく、ちょっと失恋のような恋の終わりを描いたような歌詞だったりもするので、そういうところにも惹かれています。小沢さんの曲って、わりと強気な恋愛をしていたり、やっぱり王子様っぷりが炸裂しているような情熱的な曲が多いような気がしていて……なので、その中で、素朴で、恋の終わりを描く切なさだったり儚さが感じられるこの曲は、私の中ではすごく心に残っている曲です」
【「流動体について」／小沢健二 ※2017年2月22日発売シングル】
水樹「いや〜、すごく強いメッセージが込められているように私は感じました。というのは勝手な水樹的見解ですけど、『流されるな』って言われていると思いました。今の世の中にものすごい喝を入れたかったんじゃないかなって。『自然に帰りなさい』『人間力を高めなさい』って、ものすごい喝を入れられた感じがしました。
すごく美しい言葉で小説のように、東京という街が映し出されるように書いてますけど、そこに隠されたメッセージは、シンプルに『人間力を高めて、今に流されるな』っていうすごく強いメッセージが込められているように感じたんですよね。『目を覚ませ』みたいな。私はそういうふうに感じました。すごく気に入っているフレーズは『意思は言葉を変え 言葉は都市を変えてゆく』。もうこれ最高です。めっちゃ響いたフレーズです。『何かやらなきゃ！』っていう気持ちになりました。歌いたくてたまらなくて、私も歌詞を書きたくてたまらない気持ちになりました。すごい素敵な出会いです。やっぱり、小沢健二さん最高です！」
想いがあふれすぎて、話したいことや紹介したい曲が多すぎて、水樹のオザケン愛が爆発した今回の「Mの世界」。水樹のオススメポイントにも注目しつつ、ぜひ、小沢健二さんの楽曲を聴いてみてください。
さて、3月13日（月）の「Mの世界」は、新年度を迎えるにあたり、レギュラーコーナーを断捨離しちゃいます。はたして、4月以降も生き残るコーナーは？ さらに、貴重な「MTV Unplugged: Nana Mizuki」のライブ音源もオンエアしますので、お楽しみに！
＜番組概要＞
番組名：「水樹奈々のMの世界」
放送日時：TOKYO FM月曜日深夜1:00〜1：30 / FM愛媛土曜日深夜2:00〜2:30
パーソナリティ：水樹奈々
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/7
番組公式Twitter：@m20081001 https://twitter.com/m20081001
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■番組聴取は【コチラから http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20170307010000】（無料）
聴取期限 2017年3月15日 AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
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（TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」3月6日放送より）
声優・歌手として活躍する水樹奈々
シンガーソングライターの小沢健二さんが19年ぶりに新曲「流動体について」をリリースし、話題となっています。学生時代から小沢健二さんの曲が大好きだったという水樹。しかも、ダウンロード全盛の時代において紙ジャケでのCDリリースという点も、嬉しいニュースだったようです。
新曲「流動体について」を聴いて強いメッセージを感じたという水樹がセレクトした、おすすめの曲はこちら。当時の思い出や小沢健二さんへの愛が、たっぷり詰まった3曲です。
【「ドアをノックするのは誰だ？」／小沢健二 ※1994年8月31日発売アルバム『LIFE』収録／1995年3月29日発売シングル】
水樹「まず、びっくりしたのが『爆発する 僕のアムール』っていうこの表現がもう……こんなにやさしくてポップな世界観なのに、その言葉を当ててくるセンスね。あと、サビが『誰かにとって特別だった君を マークはずす飛びこみで僕はサッと奪いさる』っていうね、実は略奪愛なわけなんですよ。なのに、こんなに天使なボイスでさらっと歌っちゃう、この王子様っぷり！ いやー、かっこいいって思って。サビのメロディに叩き込むこの歌詞の入れ方も気持ちよくて癖になっちゃうんですよね。さらに、東京の街並みが浮かぶ歌詞なわけですよ。もう愛媛にいる私は憧れました。ダッフル・コートを着て原宿を歩きたいと。即、ダッフル・コート買いましたからね（笑）。そうなの、カーキのダッフル・コートを買ったの、私。で、原宿の竹下通りを歩きましたよ、上京してから。歌の大会があったからね、中学の時ちょうど。いやー、思い出の曲です」
【「いちょう並木のセレナーデ」／小沢健二 ※1994年8月31日発売アルバム『LIFE』収録】
水樹「この曲も私が本当に擦り切れるんじゃないかっていうくらい聴いた『LIFE』というアルバムに収録されている曲なんですけど、もうこれを聴くとすごくキュンとするんです。ハンドクラップ（手拍子）が入っていたり、みんなの声が入っていたり、ライブ感のある収録がされていて、アットホームなあたたかい空気、アコースティックなアレンジが、すぐそばで歌ってくれているような感じがして、より小沢さんのラブソングに対する思いが伝わってくる曲で大好きなんです。
めずらしく、ちょっと失恋のような恋の終わりを描いたような歌詞だったりもするので、そういうところにも惹かれています。小沢さんの曲って、わりと強気な恋愛をしていたり、やっぱり王子様っぷりが炸裂しているような情熱的な曲が多いような気がしていて……なので、その中で、素朴で、恋の終わりを描く切なさだったり儚さが感じられるこの曲は、私の中ではすごく心に残っている曲です」
【「流動体について」／小沢健二 ※2017年2月22日発売シングル】
水樹「いや〜、すごく強いメッセージが込められているように私は感じました。というのは勝手な水樹的見解ですけど、『流されるな』って言われていると思いました。今の世の中にものすごい喝を入れたかったんじゃないかなって。『自然に帰りなさい』『人間力を高めなさい』って、ものすごい喝を入れられた感じがしました。
すごく美しい言葉で小説のように、東京という街が映し出されるように書いてますけど、そこに隠されたメッセージは、シンプルに『人間力を高めて、今に流されるな』っていうすごく強いメッセージが込められているように感じたんですよね。『目を覚ませ』みたいな。私はそういうふうに感じました。すごく気に入っているフレーズは『意思は言葉を変え 言葉は都市を変えてゆく』。もうこれ最高です。めっちゃ響いたフレーズです。『何かやらなきゃ！』っていう気持ちになりました。歌いたくてたまらなくて、私も歌詞を書きたくてたまらない気持ちになりました。すごい素敵な出会いです。やっぱり、小沢健二さん最高です！」
想いがあふれすぎて、話したいことや紹介したい曲が多すぎて、水樹のオザケン愛が爆発した今回の「Mの世界」。水樹のオススメポイントにも注目しつつ、ぜひ、小沢健二さんの楽曲を聴いてみてください。
さて、3月13日（月）の「Mの世界」は、新年度を迎えるにあたり、レギュラーコーナーを断捨離しちゃいます。はたして、4月以降も生き残るコーナーは？ さらに、貴重な「MTV Unplugged: Nana Mizuki」のライブ音源もオンエアしますので、お楽しみに！
＜番組概要＞
番組名：「水樹奈々のMの世界」
放送日時：TOKYO FM月曜日深夜1:00〜1：30 / FM愛媛土曜日深夜2:00〜2:30
パーソナリティ：水樹奈々
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/7
番組公式Twitter：@m20081001 https://twitter.com/m20081001
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聴取期限 2017年3月15日 AM 4:59 まで
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