Photo by Kim Seonhong(写真はイメージです)

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 目が覚めるようなスクープを、2月27日発売の『週刊ポスト』(小学館)が放った。嵐・櫻井翔(35)とテレビ朝日アナウンサーで『報道ステーション』のサブキャスターを務める小川彩佳(32)との”親密交際”をすっぱ抜いたのだ。この熱愛がもたらす衝撃は大きく、「これから嵐に大きな動きがある可能性が透けて見える」と、ジャニーズに詳しい関係者は語る。

「櫻井は、父が元総務事務次官、自身も慶應義塾幼稚舎出身で慶応大学までいった高学歴エリートです。当然、両親からは官僚や一流企業への就職を期待されていましたが、彼が選んだ道はアイドルグループの一員でした。以前、櫻井は、父が芸能界入りを反対していたこと、それを押し切って芸能界に足を踏み入れたことに対して、“罪悪感”を感じているとインタビューで吐露しています。彼にとって嵐での活動は、親に対して後ろめたいものがあるようです」

 そんなジレンマを抱えた櫻井の熱愛の相手は、キャスターを務めるアナウンサーだった。

「この春から『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のメーンキャスターに昇格ともウワサされる櫻井ですが、事務所の戦略だけでなく櫻井の意向あってのこと。報道番組キャスターの道を歩むとなれば、交際もふさわしい相手でなければならない。小川は、自分が憧れる報道の世界ですでに活躍し、父親は慶応大学医学部の部長職に就く、医学界の超エリート。まさに選ぶべくして選んだ相手でしょう」(前同)

 一部報道によれば、すでに両家の親に挨拶をすませ、結婚が確実視されている二人。順風満帆のように見えるが、これが櫻井のジャニーズ引退の引き金になることもありえるのだ。

■ジャニーズ事務所所属ゆえに開かれない報道の道

 芸能記者が語る。

「ジャニーズ事務所は、マスコミに圧力をかけることで有名です。しかし、報道キャスターは公明正大な視点を求められます。報道の世界で生きていくつもりであれば、必然的にジャニーズ所属であることが足かせになる可能性もある。結婚を機に、時期を見て事務所と決別し、報道の仕事に専念したい。そんな願望を抱いていてもおかしくない」

 キャスター仕事に力を入れていくほどぶつかる、ジャニーズ事務所という壁。果たして異色のキャスターカップルとなった櫻井は、大きな決断ができるのだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。