「全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。」より

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 宗教団体「幸福の科学」に出家を発表した女優の清水富美加(22)の、男性関係について2月23日発売の『女性セブン』(小学館)が報じている。記事では17日に発売された清水富美加の告白本『全部、言っちゃうね。』(幸福の科学出版)の内容について解説。赤裸々な言葉が多数綴られている著書の内容や、所属事務所が事実と異なると主張していることを伝えている。

 またその著書で綴られた「悩みの種だった好きな人」が、ロックバンドKANA-BOONのベーシスト・飯田祐馬(26)であることについても触れられた。さらに、既婚者である飯田とは、一時期不倫関係にあったということも伝えられているが、本誌では飯田とは異なる、新たな「好きな人」が浮上しているとしている。その人物は、清水と同年代のイケメンの若手俳優Aとされており、2014年ごろに清水と交際していたと言われている。交際期間は1年間と短期間であったが、破局後に清水が「イケメンはもうこりごり」とつぶやくような交際であったという。もはや「出家騒動」とは異なる方向性に話題が注目されているが、業界内でも様々な部分に影響を与えることになりそうだ。

「突如として話題にあがった飯田の事務所では、対応に追われている状態です。飯田の今後の活動等に関しては協議中としていることからも、バタバタしている様子が伺えます。とはいえ、混乱を避けるため飯田に関しては公式サイトで早々に謝罪文を発表し、清水との関係自体も既に切れている状態です。ファン達の間では飯田の脱退なども懸念されていましたが、そうした可能性も低いようです」(芸能関係者)

 バンドマンの不倫と言えば、昨年芸能界を賑わせた「ゲス不倫」を連想する人も多いだろう。この騒動同様の泥沼化を避けるべく、飯田側が先手を打ったのかは定かではない。しかし、飯田を擁護する声は多い。そこをみると懸命な判断だったのかもしれない。

■キャスティングに影響も?

 その一方で、今後矢面に立たされることになりそうなのが、『女性セブン』が報じた俳優Aだ。この報道により一部の芸能事務所では、ざわつきを見せているという。

「突如として俳優の名前が挙がったため、若手俳優を抱える事務所ではその特定を進めるところもあるようです。とくに事務所が懸念するのは、今後のドラマなどのキャスティングです。飯田の場合は不倫問題も絡んでいたため話題になりました。清水と同年代の若手俳優となれば、不倫の可能性はほとんどないでしょう。しかし、イメージを気にするスポンサーの顔色をみて、撮影開始後に明るみなれば場合によっては撮影のし直しに発展しかねません」(前出・芸能関係者)

 本題と別のサイドストーリーが大きくクローズアップされた始めたこの騒動。その余波はまだまだ収まりそうにない。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。