血流UPで若さをキープ!「柔らかボディ」を手に入れる簡単ストレッチ

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体が柔らかいと健康? 何となくは知ってる。でも、何がどう体にいいのかまでは分からない人も多いのではないでしょうか?

見た目が若い人は、体の柔軟性が高い人が多いです。柔らかい体が何故良いのか? 簡単にできる方法は?

今回はヨガインストラクターの筆者が、身体が柔らかいことのメリットと、柔らかい体のつくり方をお伝えします。

■柔軟性が血流に影響!若々しい体をキープできる

健康で若い体を保つためには、血液の循環を滞らせないことが必須です。アラサー世代にはあまり関係ないと思っていては遅いですよ!

20代で過ごした体の状態は30代に影響し、30代で過ごした体の状態は40代、女性の体の変わり目の世代に影響を与えます。

特にアラサー、アラフォーになる女性は、体の変化の時期にきちんと体を整える習慣を持っておかないと、見た目にも明らかに差が開いてきてしまうのです。

正しくストレッチを取り入れて柔軟性を保っていれば、体のコリやむくみ、冷えなどを予防してくれます。これらの不調は血液の循環を滞らせたり、体に必要な酸素を身体中に運びにくくなってしまいます。体の酸欠は老けを呼ぶのです。

■適度の柔軟性があれば十分

体をやわらかくするというと、開脚が180度できたり、前屈で頭とひざがくっつくほどに折り曲げられるなど、すごいことができるようにならなければいけないと思いがち。

これが柔軟性のハードルを高くしているのかもしれません。

体の内側から美しく健康でいるのには、そんな思い切り豪快な柔らかさを追求しなくても大丈夫。体が無理なく動く可動範囲と、柔軟性があれば十分なのです。そう聞くと私にもできるかもと思えませんか?

■ここだけは柔らかくしておこう!「後背部分」

体の背面は、立ち姿勢、座り姿勢を支えるのに必要な筋肉が沢山あります。後背部分全てといってもいいほどです。

ここが固まると姿勢が悪くなったり腰痛に悩まされたり、むくみ、冷えなど女性に良くある不調が頻発。体の後ろ側をまずはしっかりストレッチしましょう。

■背面をストレッチ「ダウンドッグ」

(1)正座の状態で両手を前に伸ばし胸を伏せます。

(2)足の指を立てて首の力を抜いておきます。その状態で両手で体を支えながら背中とお尻を斜め天井方向へ突き上げていきます。

(3)かかとを床に降ろし(硬い人はひざを曲げてOK)足の太もも裏側、ふくらはぎを伸ばしましょう。

(4)下腹部を凹ませて体を支えます。

体が硬いうちはひざを伸ばすことも難しく、背中も丸まり気味で肩周りに体重がかかり、しんどいポーズだと思います。

コツは首の力を抜くこと。そうする事で体全体を後ろへ引きやすくなり、体の伸びを感じやすくなるでしょう。体の柔らかさは将来への投資です。少しずつ続けてみてくださいね。

【筆者略歴】

yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。