デヴィッド・リンチ×西陣織、表参道で「SPIRAL」(螺旋)にインスパイアされた展示

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DAVID LYNCH meets HOSOO「螺旋状の夢_ 夢見るように目覚める」展が東京・表参道のGYREで開催される。会期は2016年10月7日(金)から11月13日(日)まで。

2017年公開予定の新シリーズ「ツイン・ピークス」を監督することで、さらに話題を集めるデヴィッド・リンチ。映画監督としてはもちろん、画家としても高い評価を受けている。

そんなリンチの心理的重層世界_The Multistory Worldが、禄元年(1688年)創業の西陣織十二代目・細尾真孝の9,000本の糸によって紡ぎ出す重層的世界_The Multilayered Worldと出会ったら?

展示構成は、デヴィッド・リンチの一点の絵画作品「SPIRAL」がインスピレーションの核。螺旋、渦を巻くように描かれる作品「SPIRAL」は、渦巻きを意味する”GYRE”の建築構造と重ね合わせられ、新たな[渦巻き=環流]が創り出される。

実験的クリエイティビティとデジタル技術によって再生した日本の伝統「西陣織」が融合し、そこには、未だ見た事もなかった新たな世界観が現出するかもしれない。

【概要】
DAVID LYNCH meets HOSOO「螺旋状の夢_ 夢見るように目覚める」展
会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1
TEL:03-3498-6990
会期:2016年10月7日(金)〜11月13日(日) 11時〜20時

株式会社細尾 / 西陣織とは京都の先染め織物のことで、1200年前より貴族をはじめ、武士階級、さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきた。その流れの中、「細尾」は元禄年間(1688年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業。「細尾」は今、「帯」や「きもの」をはじめ、世界のラグジュアリーマーケットに向けた、西陣織による革新的なファブリックの開発に積極的に取り組んでいる。


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