ウェブアンケートツールを提供するクリエイティブサーベイは20〜50代の男女600名を対象にインターネットで「トイレに関する意識調査」を実施しました。トイレでどんな行動をしているかリアルな実態がわかり興味深いです。下記にアンケート結果を紹介します。

(1)異性にトイレへ行く時の言い方は?


やはり「トイレに行く」が最も多い結果でした。少数意見はなかなか個性的な意見が揃っていますが、注目は、「お花を摘みに行く」。1.2%もの人が異性に「ちょっとお花を摘みに行ってきます」と言ってトイレへ行っているなんて…。と衝撃を受けているうち、この言葉を使っていた人を思い出しました。
芸人のたかまつななさんはかつて「庶民の方にお嬢様ことばをご紹介します」といったお嬢様ネタで人気のお嬢様芸人。その中で「トイレに行く」を「お花を摘みに行く」と言っていたのを思い出し、せっかくだから本人に話を聞いてみました。

――このアンケートを見てどう思います?
たかまつななさん(以下たかまつ) 思っていたより多くて嬉しく思います。「厠(かわや)に行く」が0.7%あるのも驚きですが。
――まさか、たかまつさんこのアンケートに回答していないですよね?
たかまつ そんな自作自演はいたしませんわ(ピシッ)。

たかまつななさんは、フェリス女学院出身の、本物のお嬢様。せっかくなので、この「トイレに関する意識調査」結果と共に、お嬢様のトイレ事情を聞いてみました。

(2)トイレを選ぶ時、どちらを選びますか?




――たかまつさんはどっち派ですか?
たかまつ 和式ですわ。洋式の肌に触れる部分が私は我慢できませんの。便座を拭いてさえ清潔ではないと思ってしまいますのよ。

(3)トイレの個室がすべて空いていたとき入りたい場所を1ヶ所クリックしてください



たかまつ 和式用式は置いておいて、入口に近いほうに入るのは共感いたします。私は効率を重んじますの。例えおトイレでもなるべく最短距離を歩きたいですわ。
――男性が一番奥に入る気持ちがすごくわかります。
たかまつ 安心感があるからかしら?
――そうです! 男心をわかってますね!
たかまつ あら、お上手ですこと。

(4)「トイレットペーパーがなくなった」とき、どのような対処をされましたか?対処した方法をすべて教えてください。(複数回答可)


――トイレットペーパーがなくなったとき、「拭かなかった」という回答が女性で3位ですが、たかまつさんならどうします?
たかまつ 愚問ですわ。トイレットペーパーがなくなるようなサービスが行き届いていないお店には入りませんもの。
――自宅のトイレで紙がなくなることは?
たかまつ それも愚問ですわ。私は常に買いだめしておりますのでトイレットペーパーがなくなることはありえませんですのよ。
――お嬢様でも買いだめされるんですね…。

――例えば、仕事先でトイレが汚かったらどうします?
たかまつ 我慢いたします! ライブハウスのトイレが汚いので我慢していますわ。最近よく通っている場所では、東京大学のトイレは清潔で気持ちがいいですわ。慶応大学は場所によりますわ。
――東大と慶応には何をしに?
たかまつ 私、現在は芸能活動をするかたわら、慶応義塾大学大学院政策メディア研究科と東京大学大学院情報学環教育部で学業に勤しんでおりますの。芸人としての幅を広げる1つとして、以前から興味があったメディアについてお勉強しておりますのよ。

たかまつななさんは現在、お嬢様芸人のほかに、お笑いジャーナリストという顔を持ち、講演会、シンポジウム、ワークショップ、イベント企画などを手がけています。今年、18歳選挙権が導入された際には「笑える!使える!政治教育ショー」のコンセプトで高校生らに出前授業を行っていたそう。そんな真面目な活動をされている人にトイレについてインタビューするなんて、何か申し訳ない気持ちに……。

たかまつ あら、全然お構いなくってよ。私はもっと芸人らしいお仕事にも挑戦したいと思っておりますから。お話はこれでよろしいかしら。では、ご機嫌よう。

たかまつなな さん
お嬢様芸人/お笑いジャーナリスト/株式会社笑下村塾代表取締役
フェリス女学院出身のお嬢様芸人として活動するかたわら、東京大学大学院情報学環教育部と慶應義塾大学大学院に籍を置き、お笑いジャーナリストとしてお笑いを通して社会問題を発信している。
株式会社笑下村塾公式HP http://www.takamatsunana.com/

(金山靖)