お酒は「何を飲むか」も大事ですが、「誰と飲むか」という要素も重要になってきます。気の置けない仲間、もしくは愛する人と飲むお酒は格別!
そしてもう一つ、「どこで飲むのか」という要素も重要です。どんな場所でどんな景色を見ながらお酒を嗜むのか? シチュエーションも、お酒の魅力を左右させる大事な要素でしょう。

壁一面にお尻がある酒場


というわけで、最高の“場所”を見つけました。新宿の焼酎専門店「HAVESPI(ハベスピ)」にて、8月30日まで「ハイサワー美尻酒場」がオープンしています。店内には特設カウンターが設けられ、ここに座りながらグビグビとお酒を飲んでいいらしい。

とにかく、「美尻酒場」という響きが気になるじゃないですか? 早速、同店に伺ってみるとこんな光景でした。




う〜わ、美尻! 文句無しに壮観です。
「当店では、あまりお酒を飲まれない若い方々にお酒を飲んでいただける取り組みを展開しており、その一環で『美尻』というフレーズも使いつつ、広く皆様にお越しいただけるよう『美尻酒場』をオープンしました」(同店・担当者)

実は、この“酒場”は「わるなら♪ハイサワー」でおなじみ博水社と同店がコラボして展開されているもの。以前、コネタでもご紹介した“美尻カレンダー”(2014年&2015年)に掲載された計12のお尻が壁一面に掲示されているし、



美尻がそのまんまプリントされた“美尻グラス”7種が展示されています。


「『美尻酒場』は8月13日からオープンしているのですが、お客様はお酒を飲みながら『どのお尻がいい?』『あのお尻がいい』と会話されているようです」(同店・担当者)

「美尻酒場」が主なターゲットとして捉えているのは、20〜30代の男女。事実、すでに女性もこのスペースでお酒を楽しんでいるようで、中には顔ハメ看板で記念撮影している人もいたとのこと。


また、博水社厳選“究極のお尻たち”をプリントした美尻グッズ30点も、ここには展示されています。ここは、言わば「世界で唯一の“美尻グッズ”コーナー」です。



自分でシェーカーを振り、オリジナルの“焼酎カクテル”を作っていい


さて、せっかくだからお酒が飲みたい。と言うのも、今回のイベントのためにバーテンダー出身のスタッフさんが「夜の街・新宿」をイメージしたカクテルレシピ11種を開発したそうなんです。タバスコやクエン酸ドリンクなどを使った目が覚めるような刺激的な味わいだったり、“一夜限りの淡い恋”のようなほんのり甘い味わいだったり、幅広いカクテルが揃ったらしい。

では、まずは同店イチオシの『究極のレモンサワー』からいただきましょうか。


これは、海外の酒類品評会で受賞歴もある純米焼酎の逸品「限定川辺」をハイサワーレモンで贅沢に割った一品。


グイッと飲むと、まさに気品高き純米焼酎の香りが舌先と喉奥に染み渡ります。しかも、そこにレモンサワーのフルーティさが加味されて、間口はググッと広がっている。焼酎を知り尽くした同店のバイヤーが「ハイサワーレモンと最も合う」と太鼓判を押す“究極のレモンサワー”だそうですよ!

もう一品、行きましょう。続いてのドリンクは、名付けて『冷静と情熱のトマトサワー』。甲類焼酎(30ml)にトマトジュース(30ml)を入れてシェイク、ハイッピークリア&ビターで割り、最後にレモンスライスとタバスコを適量入れて完成です!


ひと口飲むと、舌先にタバスコのテイストが接触し、数秒後にはトマトがのど越しに響くという感じ。タバスコの刺激で唇がヒリヒリする程ですが、トッピングのレモンスライスが加わると強い刺激が魅了的に昇華します。ホップの軽い苦みが飲みやすいレッドアイ風カクテルに、情熱的なタバスコの辛味の刺激がプラスされたドリンク。夜、テンションを上げたい時にグイグイ飲みたくなります!


「今回はあまりお酒に慣れていない方にも楽しんでいただけるよう、飲みやすいレシピを数多く開発いたしました。特に、『冷静と情熱のトマトサワー』は非常に飲みやすいと思います。カクテルのタイトルも気を引いてもらえるよう、工夫して名付けました(笑)」(同店・担当者)

ちなみにこのお店は、前払い制。入場料3,240円(税込み)を払えば、“セルフスタイル”でお酒を楽しめます。


こちらは、専用スペース。お店に常備されている100種以上の焼酎、そして専用サーバーから出るソーダやハイサワー等を駆使し、シェーカーを持ってフリフリしながら“オリジナル焼酎カクテル”が自作できるそうです。



要するに、お酒の濃さなどを自分好みにした一杯が作れるというわけか……。
「焼酎業界はダウントレンドな現状ですが、色々な話題をつくることで焼酎を飲んでいただける機会をご提供できればと思っております」(同店・担当者)

たしかにこの「美尻酒場」は、意識せざるを得ない仕掛け! 男性の興味を引くのは当然ですが、決して女性も引かないであろう明るさも兼ね備えています。
(寺西ジャジューカ)