夏は、やっぱり泳ぎたい。しかも、どちらかと言えばプールより海へ行きたい。というわけである日、ふと江ノ島へ向かってみました。そうすると、当然“江ノ電”(江ノ島電鉄)に乗るじゃないですか?
噂によると、8月31日まで期間限定で一風変わった電車が走っているらしいです。

車内が『少年アシベ』だらけの電車が湘南を走行中!


この夏、双葉社は江ノ島電鉄とタイアップ。実は8月1〜31日まで、その名も『ゴマちゃん号』が運行しているそうなんです。
「ゴマちゃん」って、何だかわかります? ……そう、あの『少年アシベ』のゴマちゃんです。というのも、実は今年の4月より『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』(NHK Eテレ)なるテレビアニメが放映されているそう。この23年ぶりのアニメ化を記念し、「湘南アシベ」と称した特別企画が期間限定で湘南エリアにて開催されているのです。

というわけで、その様子を窺いに行ってきました! では、まずは藤沢駅〜鎌倉駅間を本数限定で運行している「ゴマちゃん号」に乗ってみようと思います。






ゴマちゃん号、ヘッドマークをはじめ江ノ電20系がアシベとゴマちゃんとその仲間たちで彩られています。車内には、ここでしか見られない描きおこしのイラストも多数!


窓の外を眺めると、江ノ電列車特有のゆっくりスピードと作品の何とも言えないゆるい雰囲気が相まって、何ともほっこりしますなぁ……。


記者は「ゴマちゃん号」に狙って乗車していますが、ほとんどの乗客は偶然乗り合わせた人たちばかり。車内では子どもたちから「ゴマちゃんだー!」という歓声が上がっており、ファンのみならず多くの乗客の目をゴマちゃんたちが楽しませているようでした。

ちなみに、江ノ島駅をはじめとした湘南エリア内4つの場所にてスタンプポイントが設置されています。




スタンプを2個集めると先着10,000名に参加賞(ゴマちゃんオリジナルシール)が、さらに全4個集めると期間中の毎日先50名(合計1,050名)に特製ゴマちゃんビーチボールがプレゼントされるようです。

作者・森下裕美先生がこのイベントのために描いた原画が展示中!


江ノ島駅から徒歩3分の場所にある江ノ島電鉄直営「えのでんはうす」では、作者である森下裕美先生がこのイベントのために描いた原画が展示されていましたよ!(8月6〜21日まで)







レジ横には、森下先生直筆のサイン色紙も!


また「江ノ電×湘南アシベコラボ企画」として、「トートバッグ」「ポストカードセット(1 セット5絵柄)」「クリアファイル(2種)」「缶バッチ(3種)」が発売されていました。






あと、『湘南アシベゴマちゃんサイダー』なんてのも売られています。


これを江ノ島駅で飲んでみると、感慨はひとしお。


湘南という清涼感あふれるエリアにて、レモン果汁がみずみずしいサイダーをゴクッといき、瓶のラベルを見るとアシベとゴマちゃんが躍動しているこの状況。完全に、この夏の思い出です。

江ノ島の海で6メートルの巨大ゴマちゃんと遭遇


せっかく湘南に来たのだから、皆さん、海で泳ぎたいですよねえ? じゃあ、片瀬東海岸へ行ってみましょうか。……なんだ、こりゃ!


でっけえゴマちゃん! この巨大バルーンの名前は「超おっきいゴマちゃん」(6メートル)で、広い海岸で目立ちまくってました。




風が強まると右へ左へゆらゆら体勢が傾く様子は、まるでうれしくてはしゃいでいるよう。たまらなく可愛いです!


それにしても、ゴマちゃんの向こう側に水着姿のお姉さんたちが望める構図は、眼福の2乗状態というか。「超おっきいゴマちゃん」は、8月21日まで設置されているそうですよ!



湘南エリアが『少年アシベ』の世界観で彩られているサマは、まさに「湘南アシベ」と呼ぶにふさわしい様相でした。


今回、記者はゴマちゃん号に乗るためだけにこの地へやって来ましたが、本当ならば海水浴の行き帰りに体験してみたほうが利口かな? という気がします。
(寺西ジャジューカ)