「ポケモンGO」が大人気になっているなか、かつて人気を博した「GO」が復活する。タイトーは、アーケードゲーム『電車でGO!』の稼働20周年を記念した新作「電車でGO!!」を8日発表した。稼働は来春予定だ。
また、スマホアプリとしてパズルゲーム「連結!電車でGO!!」を今冬より配信。アーケード版との連動要素を追加するという。


「電車運転シミュレーター」だったシリーズを「電車運転士体験ゲーム」に進化させたというアーケード版。筐体は全幅約260cmと本物の電車並みのサイズ(実車は約300cm)だ。中には大型ディスプレイ3台にタッチパネル、マスコン(電車のコントローラー)、ペダルがあり、本物の運転席のような作りになっている。デモ映像を見たが、沿線に植えられた木々が風でなびいていてとてもリアルだった。稼働時は天候や時間帯など、さまざまなシチュエーションが用意されているようだ。
タイトーのコンテンツ開発部長・川島氏は「例えばセンター試験当日、受験生を定刻通りに試験が行われる駅まで届ける。あるいはスカイツリーの側を電車が通る時、乗っている観光客のためにスピードを落としてあげる。単に電車を走らせるだけでなく、ストーリー性を盛り込んだミッションを用意したい」と話した。



Twitterでは「新作がでるのか! こりゃゲーセン通いになりそうやな!」「電車でGO新作?もう帰って来ないと思ってた…」「ポケモンGOよりやっぱり電車でGO!ですよね」「あのコントローラーまだあるぞ」など、昔プレイしたことのある人たちが懐かしみ、新作に期待するツイートが見受けられた。