ハート型レモンが浮かぶ希少な紅茶に「女子力高い」と反響
5月2日は、忌野清志郎の命日でした。生前、あの人はコーヒーではなく“紅茶派”を自称していたっけ。
それを知って以来、好んで私も紅茶を飲むようになりました。特によく嗜むのは、レモンティー。控えめな甘みの紅茶とレモンの酸味は、ベストマッチですよ！
プカプカ浮かぶ輪切りのレモンといえば、言うまでもなく円形でしょう。……と思っていたものの、実はそうとは限らないらしい。慶応元年の創業以来、みそ・しょうゆ等の調味料づくりに取り組む「光浦工業醸造」（山口県防府市）が2015年より発売している紅茶セット『フロートレモンティー』には、要注目です。
「当社は150年続く味噌醤油醸造所ですが、味噌や醤油というのは客観的に見ても今後伸びていく事業ではないため、従来の業態から『保存食全般』の製造販売へ業態を移行すべく、乾燥食品という新規事業を立ち上げました」（同社・光浦健太郎社長）
味噌・醤油から離れて考え、「国産」「安全」「今までに無かったもの」といったテーマのもと約6年前に考え作り始めたのが、この『フロートレモンティー』だそう。
そんな『フロートレモンティー』には“スタンダード”と“特別版”があり、後者には他にはない特徴があるんです。詳しくは、画像で確認してください。
特に、レモンに注目してほしい。形が、完全にハート型なのです！
「ハート型レモンはもともとJA瀬戸田（広島）さんが作られていたのですが、当時は型ではなく棒で押し付けてハートの形にしたようなもので、今ほどきれいな形ではありませんでした。ただ、このレモンを初めて見たとき『フロートレモンティーのためのレモンだ！』と思ったほど一目惚れし、『本格的に型に入れたきれいなハートレモンが作れるのであれば、何個でも買い取ります！』と言って、大量に作ってもらうことになりました」（光浦社長）
しかも、ただ形が可愛いだけではなく、皮ごと食べても安心な減農薬・ワックス不使用の安全なレモンを今回は採用したとのこと。
レモンと紅茶がセットになっているので、これらをカップに入れてお湯に注ぐだけでティータイムを楽しむことができます。
この『フロートレモンティー』を、記者も実際に取り寄せました！
パッケージを開けると、ティーバッグがあります。そして、乾燥したレモンも発見しました。
本当にハート型だ！
まずはティーバッグをカップに入れ、お湯を注ぎましょう。う〜ん、いいですね！ 美味しそうな紅茶の香りが漂ってきました。では、いよいよレモンをお湯に浸します。
これが食べられるというから、不思議ですよねぇ……。
「紅茶にレモンを浮かべると、レモンの風味が出て物理的に美味しくなるだけではなく、”レモンを浮かべる”という行為そのものがティータイムを楽しくしてくれます」（光浦社長）
とは言え、生のレモンを浮かべるとどうしても気になるのが“苦味”と“エグミ”です。せっかくなので長くレモンを浮かべていたいけど、苦くなってしまうからすぐにレモンを取り出さなきゃ……。
「通常、生のレモンで飲むレモンティーには味と液色の濃い紅茶が合うとされていますが、このレモンは苦味の原因である皮の白い部分までしっかり乾燥しているので、フレッシュなレモンと比べて苦味の出るスピードが遅いという特徴があり、国産の優しい味わいの和紅茶にとても良く合います」（光浦社長）
たしかに！ ゆっくり飲んでても紅茶の旨みが損なわれることはなかったし、レモンの美味しさもキープされたまま。ずーっと、良いアクセントの役割を担っていました。
では、そろそろハート型レモンを食べますか。あっ、美味しい！ フルーティなレモンの風味がダイレクトに味わえ、そこに“苦味”や“エグミ”は皆無です。スナック菓子を食べてる感覚に近いかもしれない。
そんな『フロートレモンティー』は、「月ヶ瀬」「出雲」「五ヶ瀬」の3種が1セットで発売されています。価格は1箱800円（税抜）で、光浦醸造のオンラインショップでの購入が可能。
「ただし現在は抽選販売となっており、当選倍率は10〜30倍。なかなか、お届けするのが難しい状況です……」（光浦社長）
昨年より発売を開始し、販売数は現在までに約60,000箱ほどに達しているという『フロートレモンティー』の“ハート型版”。ほとんど手作業での製造であるということと、国産レモンは夏の間収穫ができないということもあり、需要が供給に追いつけていないというのが実情。全国の販売店でも取扱われているものの、欠品状態が非常に多く、問い合わせが殺到してしまうため、取扱店舗については非公表だそうです。
そんな希少価値の高い『フロートレモンティー』を満喫した人たちからは、数多くの反響が寄せられています。
「購入された多くの方がインスタグラム等のSNSで画像をアップしてくれているのですが、それらを読むと『女子力高い！』という言葉が多くてすごく面白く、本当にうれしいです。また、国産紅茶を飲んだ経験のある方は少ないと思うのですが、『フロートレモンティー』を飲み、紅茶の美味しさに驚かれる方も非常に多いです。最近の国産紅茶は本当にレベルが高いです！」（光浦社長）
見て楽しいし、飲んだら美味しい。ハートをかじるという経験も、なかなかに無い経験でしょう！
（寺西ジャジューカ）
それを知って以来、好んで私も紅茶を飲むようになりました。特によく嗜むのは、レモンティー。控えめな甘みの紅茶とレモンの酸味は、ベストマッチですよ！
運命的な“ハート型レモン”との出会い
プカプカ浮かぶ輪切りのレモンといえば、言うまでもなく円形でしょう。……と思っていたものの、実はそうとは限らないらしい。慶応元年の創業以来、みそ・しょうゆ等の調味料づくりに取り組む「光浦工業醸造」（山口県防府市）が2015年より発売している紅茶セット『フロートレモンティー』には、要注目です。
「当社は150年続く味噌醤油醸造所ですが、味噌や醤油というのは客観的に見ても今後伸びていく事業ではないため、従来の業態から『保存食全般』の製造販売へ業態を移行すべく、乾燥食品という新規事業を立ち上げました」（同社・光浦健太郎社長）
味噌・醤油から離れて考え、「国産」「安全」「今までに無かったもの」といったテーマのもと約6年前に考え作り始めたのが、この『フロートレモンティー』だそう。
特に、レモンに注目してほしい。形が、完全にハート型なのです！
「ハート型レモンはもともとJA瀬戸田（広島）さんが作られていたのですが、当時は型ではなく棒で押し付けてハートの形にしたようなもので、今ほどきれいな形ではありませんでした。ただ、このレモンを初めて見たとき『フロートレモンティーのためのレモンだ！』と思ったほど一目惚れし、『本格的に型に入れたきれいなハートレモンが作れるのであれば、何個でも買い取ります！』と言って、大量に作ってもらうことになりました」（光浦社長）
しかも、ただ形が可愛いだけではなく、皮ごと食べても安心な減農薬・ワックス不使用の安全なレモンを今回は採用したとのこと。
レモンと紅茶がセットになっているので、これらをカップに入れてお湯に注ぐだけでティータイムを楽しむことができます。
ハート型レモンの浮かんだ紅茶を飲み、そして食べてみた
この『フロートレモンティー』を、記者も実際に取り寄せました！
パッケージを開けると、ティーバッグがあります。そして、乾燥したレモンも発見しました。
本当にハート型だ！
まずはティーバッグをカップに入れ、お湯を注ぎましょう。う〜ん、いいですね！ 美味しそうな紅茶の香りが漂ってきました。では、いよいよレモンをお湯に浸します。
これが食べられるというから、不思議ですよねぇ……。
「紅茶にレモンを浮かべると、レモンの風味が出て物理的に美味しくなるだけではなく、”レモンを浮かべる”という行為そのものがティータイムを楽しくしてくれます」（光浦社長）
とは言え、生のレモンを浮かべるとどうしても気になるのが“苦味”と“エグミ”です。せっかくなので長くレモンを浮かべていたいけど、苦くなってしまうからすぐにレモンを取り出さなきゃ……。
「通常、生のレモンで飲むレモンティーには味と液色の濃い紅茶が合うとされていますが、このレモンは苦味の原因である皮の白い部分までしっかり乾燥しているので、フレッシュなレモンと比べて苦味の出るスピードが遅いという特徴があり、国産の優しい味わいの和紅茶にとても良く合います」（光浦社長）
たしかに！ ゆっくり飲んでても紅茶の旨みが損なわれることはなかったし、レモンの美味しさもキープされたまま。ずーっと、良いアクセントの役割を担っていました。
では、そろそろハート型レモンを食べますか。あっ、美味しい！ フルーティなレモンの風味がダイレクトに味わえ、そこに“苦味”や“エグミ”は皆無です。スナック菓子を食べてる感覚に近いかもしれない。
そんな『フロートレモンティー』は、「月ヶ瀬」「出雲」「五ヶ瀬」の3種が1セットで発売されています。価格は1箱800円（税抜）で、光浦醸造のオンラインショップでの購入が可能。
「ただし現在は抽選販売となっており、当選倍率は10〜30倍。なかなか、お届けするのが難しい状況です……」（光浦社長）
昨年より発売を開始し、販売数は現在までに約60,000箱ほどに達しているという『フロートレモンティー』の“ハート型版”。ほとんど手作業での製造であるということと、国産レモンは夏の間収穫ができないということもあり、需要が供給に追いつけていないというのが実情。全国の販売店でも取扱われているものの、欠品状態が非常に多く、問い合わせが殺到してしまうため、取扱店舗については非公表だそうです。
そんな希少価値の高い『フロートレモンティー』を満喫した人たちからは、数多くの反響が寄せられています。
「購入された多くの方がインスタグラム等のSNSで画像をアップしてくれているのですが、それらを読むと『女子力高い！』という言葉が多くてすごく面白く、本当にうれしいです。また、国産紅茶を飲んだ経験のある方は少ないと思うのですが、『フロートレモンティー』を飲み、紅茶の美味しさに驚かれる方も非常に多いです。最近の国産紅茶は本当にレベルが高いです！」（光浦社長）
見て楽しいし、飲んだら美味しい。ハートをかじるという経験も、なかなかに無い経験でしょう！
（寺西ジャジューカ）
