本気の恋、しませんか?短命恋愛ばかりの人が「していない」2つのコト

写真拡大

5,200件を超えるコンサルティングを行ってきた筆者は、恋愛で最も難しいのは“長続きさせること”だと感じます。

意外かもしれませんが、特にルックスがよく初対面の人との会話が上手な男女ほど難しいようです。彼らは今の人とダメになっても新しい人が簡単に見つかると思っているので、今の関係を維持しなくても何とかなると思ってしまいがちなのかもしれませんね。

とはいえ、年齢を重ねてきてそろそろ1人の人と人生を共に歩んでいきたいと考えている女性もいるはず。

そこで今回は、多くの相談を受けてきた恋愛コンサルタントの筆者が、恋愛が長続きしない人が共通して“できないこと”をご紹介します。

■どんなカップルにも「分岐点」がある

恋の分岐点は人それぞれですが、主にどちらかの仕事が忙しくなった、進学・就職・転職などでどちらかの環境が変わった、物理的な距離が離れた、どちらかに新しい異性が現れたなどがあげられます。

要するに、どちらかの環境や状況の変化により、デートのリズムが崩れると、恋の分岐点を迎えるということです。どちらかというと若い人の方が、仕事の変化が起きやすく、異性との出会いも多いため分岐点を迎えやすいかもしれません。

しかし、この分岐点を超えることこそ、“恋愛を長続きさせるため”には重要なことなのです。

■本気の恋ができない人が「していない」2つのコト

(1)2人で過ごす習慣をつくる「努力」をしない

分岐点を超えるためには、2人が一緒にいるための“習慣”をお互いの努力によってつくることが大切。男女の距離は放っておくとどんどん離れ、結婚していようといまいと仮面夫婦のようになってしまいがち。やはり、長く関係を続けるためには“お互いの距離が離れないための努力”が必要になってくるでしょう。

たとえば、週に1度は一緒に過ごす、1日に1度はLINEでやりとりをする、遠距離なら、月に1度は会いに行き、週に1度はビデオ通話をすることもオススメです。

男性は会えなくても気持ちが繋がっていれば大丈夫という人が多いですが、女性は彼の存在が薄くなると「ま、いなくてもいっか」となりがち。こうなると、気持ちがもとに戻るのは難しく、自然消滅になるというパターンがとても多いのです。

(2)今の関係を振り返る「努力」をしない

新しい異性が現れると、恋愛の分岐点は超えにくくなります。なぜなら、今の相手と乗り越える努力をしようとしていても、新しい異性が気になってしまうから。

どんなことにおいても、今より新しい彼の方がよく見えるかもしれません。しかし、その人はあなたに完璧な部分しか見せていないということをお忘れなく。その人との縁を深めるのもアリですが、まずは今の彼との関係をもう一度振り返ってみてはいかがでしょうか? 

いかがでしたか? 恋愛の分岐点を迎えたら、昔のメールのやりとりや、思い出の品を見直してみるのもオススメです。「結構、愛されてきたんだな……」と思ったのなら、簡単に乗り換えるのではなく分岐点を超える努力をしてみる方がいいかもしれません。そうすると、むしろ最初の頃よりラブラブな2人になり、長い付き合いができるようになるものですよ。

【著者略歴】

橘つぐみ・・・恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。
著書は『野性の勘で恋せよ乙女!』(講談社)『最終彼氏の見つけ方』(大和出版)他。2児の母。

【画像】

※ Maria Evseyeva / shutterstock