アイタタタ……！ 気をつけたい「若い」と「若作り」の境界線9
実年齢よりも若く見えると言われてうれしくない女性はいないでしょうが、そこで調子に乗ってやり過ぎると「若作り」と言われることも。「若く見える」と言われるための努力はいくつになっても必要ですが、努力の方向を間違えるとせっかくの努力も水の泡。今回は「若い」と「若作り」の境界線について女性たちに聞いてみました。
■年齢相応の洋服で若く見せているかどうか
・「30代以上で色も柄も甘すぎる・ノースリ×超ミニなど、トゥーマッチ感ある人。客観的に見られないのかなと思う」（35歳／小売店／クリエイティブ職）
・「若いのは20代、若作りは30代後半で同じ服を着ること。30代後半ではいくら若そうに見えてもやはり肌がだめだから」（33歳／金属・鉄鋼・化学／技術職）
・「年相応の格好をしていて若く見えるのが若い、自分よりも若い世代の服装を着ていて若く見せようとしているのが若作りだと思う」（30歳／医療・福祉／専門職）
実年齢に見合った洋服を着ていて若く見えるのが「若い」。実年齢よりも若い世代の洋服を着て若く見せようとしているのが「若作り」。自分の年齢が上がるごとに年相応の洋服が変わってくることに気付かず、30代、40代になっても20代の人が着るような洋服を着ていると客観的に自分を見られないのかと思ってしまうようですね。
■似合っているかどうか
・「その人に似合っているかどうか。同じ若い格好でも、その人に本当に似合っていれば若いと思うが、似合っていなければ無理をした若作りに見える」（28歳／機械・精密機器／技術職）
・「似合っているものを着ているのか、服に着られているのか」（30歳／その他／その他）
・「若く見せようと無理をしている状態が痛々しく感じるときが若作り。似合っていない服を着ているのを気づかないのはもっと怖い」（33歳／学校・教育関連／事務系専門職）
若く見せようとして無理をしていることがまわりから見ていてもわかってしまう。若い世代の人と同じ洋服を着ているけれど明らかに似合っていない。そんな女性は「若作り」に見えてしまうようです。自分自身に似合っていないことに気付いていないというのが、一番痛いところではありますね。
■年齢をごまかそうとしたら若作り
・「メイクでごまかすと若作り。そのままで十分なのは若い。ごまかすのは作り物だから」（28歳／人材派遣・人材紹介／事務系専門職）
・「一見きれいそうで、でも近くで見ると肌にシワがたくさんあって、ファンデできれいに隠しているのであれば若作りだと思う」（34歳／金属・鉄鋼・化学／事務系専門職）
・「若いは本人は年齢を意識した行動をしていない。若作りは作るという言葉のままだと思う」（25歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
実年齢からいっても間違いなく若い20代ならメイクをするときも「隠す」という努力をあまりしないもの。でも、30代、40代ともなるとメイクの目的が「隠す」に変わってきますよね。その「メイクで隠す」ということをし始めた段階で若作りだという女性もいるようです。いくら遠目にはキレイに見えても完全に隠しきれないシワなどが年齢を物語るということのようです。
「若作り」と「若い」の境界線だと思うことは色々あるようですが、無理があるかというのが一番のポイントのようですね。20代の洋服を着て似合うなと思わせることができるのなら、実年齢が30代だとしても違和感はないけれど不自然さを感じると途端に「若作り」と言われてしまうことに。年齢相応の女性としての美しさというのは若さだけでは計れないもの。今の年齢に合ったメイクや服装が自分を一番若々しくキレイに見せてくれるということなのかもしれませんね。
（ファナティック）
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数202件（22歳〜39歳の働く女性）
