ルイス・エンリケ、エース不在にも「リーダーはレオ・メッシだが…」

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▽バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督が19日、翌日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のグループE第3節、敵地でのBATEボリソフ戦に向けた公式会見に臨んだ。

▽負傷離脱中であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの不在について問われたエンリケ監督は、チームとしてプレーしていることを強調し、メッシの役割を他の選手に課すことはないと主張した。

「我々はチームとしてプレーしている。チームには多くの傑出した選手がおり、彼らがチームを特徴づけているんだ。我々のリーダーはレオ・メッシだが、各選手にチームを助けるための役割というものがある。チームとしてプレーすることこそ、我々の目指すところだ。リーダーの役割を担う1人の選手を探すようなことはしていない」

▽また、対戦相手のBATEボリソフについても言及。BATEボリソフはエースの元ベラルーシ代表FWヴィタリー・ロジオノフが不在であり、バルセロナ優位との見方が大勢を占めているが、エンリケ監督の頭の中に“慢心”の二文字はないようだ。

「簡単な試合になるとは思っていない。おそらく難しい試合になるだろう。我々はより多くの得点機を作り出すために努力するだけだ」

「このグループの首位は我々だが、BATEやレバークーゼンとは勝ち点1の差でしかない。簡単に勝ち点を持ち帰れるとは思っていないよ。彼らはロジオノフという重要なゴールスコアラーを欠いているが、王者との対戦というモチベーションを侮ることはできない」

▽そして、公式戦8試合連続失点中と、失点の多さが目立つ現状については、「それは守備陣だけの問題ではない。チーム全体の問題だ。我々は常に試合を分析し、評価している」と主張し、次のように続けた。

「解決しなければいけない問題であることは確かだが、先日の試合(ラージョ戦)では問題点を改善しながら2つのゴールを許した。あれは我々のミスというよりも、相手が素晴らしかったと言うべきだろう」