日本男児は恥ずかしがり屋? 彼女にストレートに言いにくい言葉4選

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欧米人に比べて、日本人は愛情表現が苦手。特に男性は、ほとんど言葉にしてくれませんよね。心ではわかっていても、やはり言葉で表現してくれた方が、絶対にうれしいのです。そこで今回は、彼女にストレートに言いにくい言葉を社会人男性に聞きました。

■照れくさワードNo.1!

・「愛しているよというのは照れてなかなか言えない」(29歳/不動産)

・「愛してるよ。日本人は察することを良しとする民族らしいので、恥ずかしいというのもあるが、なかなか口にすることはできない」(31歳/商社・卸/営業職)

・「『愛しているよ』という言葉。幼少期から、『好き』という言葉は使うけれど、『愛している』という言葉はあまり使う機会のない言葉だから」(33歳/学校・教育関連/専門職)

実際に「愛しているよ」なんて言われたら、正直女性だって照れまくりです。欧米人のように毎日言われれば慣れるでしょうけど、突然言われたら「何か下心でもあるのか?」と身構えてしまうかも? 「好き」は子どもでも言うけれど、「愛している」は大人ならではの表現。せめて、記念日などの節目だけでも、言ってくれたらうれしいですよね。

■照れくさワードNo.2

・「好きだよ、とは照れくさくて言えない」(30歳/機械・精密機器/技術職)

・「『すっごい好き』なんか恥ずかしい」(30歳/食品・飲料/技術職)

・「付き合ってからあらためて『好き』と言いづらい。すごく好きなんだけれど、恥ずかしくてなかなか言えない」(27歳/情報・IT/技術職)

・「好きだよ。子どもができてから子ども中心だから言いにくくなった」(37歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

「愛している」よりはカジュアルだけど、やはり愛情表現そのものが、恥ずかしくて言えないようです。彼女にせがまれて言うけれど「心がまったくこもらない」という人も。あらためて思い返してみたら、告白の時以外は言われていない女性も、意外と多いのでは?

■感謝の気持ち

・「いつも感謝しています、ありがとう。彼女のおかげで毎日楽しく過ごせていても、なかなかそのお礼って言いにくい」(36歳/機械・精密機器/営業職)

・「料理作ってくれてありがとう。自分にはできないことをしてくれるので感謝しているけど日常のことすぎてなかなか気持ちが伝えられない」(37歳/金融・証券/営業職)

・「いつもありがとう。仕事のことを心配してくれているが、気恥ずかしい」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「プレゼントをもらってもありがとうがなかなか言えませんね」(37歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

特別なときではなく、日常に感謝している気持ちは、改まって言いにくいのですね。その点、女性は「いつもありがとね!」とさらっと言える人も多いのでは? 男性も、肩ひじ張らずに、さらっと言ってくれればいいのに〜!

■ごめんのひと言

・「謝罪は難しい」(29歳/自動車関連/技術職)

・「素直に謝れなくてごめんね」(31歳/情報・IT/技術職)

・「けんかした後に謝るのが苦手」(33歳/運輸・倉庫/営業職)

・「ごめん。ケンカしたときにプライドが邪魔で謝れなかった」(31歳/運輸・倉庫/技術職)

・「自分が悪いことでも、恥ずかしくて素直にごめんと言えない」(26歳/農林・水産/技術職)

ケンカをした後の「ごめん」は、意地の張り合いで女性も言えないことがありますね。そのまま冷戦状態が長引いて、仕方なくどちらかが折れる形で終戦を迎えるパターン、多くないですか? 明らかに男性に非がある場合は、素直に謝ってほしい。「だって仕方なかったんだよ」なんて、言い訳が先に出るようでは、せっかくの謝罪も台なしです。

ところで、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』という番組をご存じですか? 男性が突然、奥さんに電話をして「俺のこと、どう思っている?」と聞いたら、奥さんは「愛しています」と答えるかどうか、という企画があります。夫婦歴が長くなればなるほど、奥さんは最初「はっ? 突然なに?」と引くのですが、最終的にはみんな言いますよ。これ、逆バージョンだったら、やっぱり成立しないのかな〜。

(カンナ マコ/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数120件(22〜39歳の社会人男性)
※画像は本文と関係ありません