ミハイロヴィッチ、今月中のミラン監督就任を明言 ほか

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『calciomercato』は「シニシャ・ミハイロヴィッチ氏は、2週間以内にACミランの監督になることを約束した」と報じた。

今季限りでサンプドリアの監督を退任し、フリーとなったシニシャ・ミハイロヴィッチ氏。既にACミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOやシルヴィオ・ベルルスコーニ会長とは会談済みで、就任に合意していると言われている。

昨日から行われていたル・マン24時間レースに合わせたアウディのイベントにゲスト出演したミハイロヴィッチ氏は、記者団に対して「心配しないで欲しい。私は2週間以内にミランの監督になる」と話したという。

しかし現在問題となっているのは、ミランの監督であるフィリッポ・インザーギ氏の処遇についてである。

彼の契約は2016年夏まで残っており、インザーギ氏自身留任を希望している。ミランが解任を決定すれば、インザーギ氏の1年分の給与を支払い続ける必要が生まれてくる。

クラブ側は相互の合意によって契約を解除したいと考えており、提示している違約金は60万ユーロ(およそ8600万円)であるとのことだが、インザーギ監督がこれを拒否した場合は法的闘争に持ち込まれる可能性がある。

・『UOL』は「ACミランは、サントスに所属しているMFルーカス・リマの獲得に乗り出している」と報じている。移籍金は500万ユーロ(およそ7億円)と推測。ルーカス・リマはキックの精度を武器としている左利きの攻撃的MF。

・『Calociomelcato』は「サントスはブラジル代表DFアレックスの獲得に向けてFWガブリエル・バルボーザ、DFグスタヴォ・エンヒキを提供しようとしているが、ミランはルーカス・リマを望んでいる」と伝えている。

・『fichajes』は「ミランは、アトレティコ・マドリーのブラジル代表DFミランダの獲得に興味を持っている」と報じている。提示されると思われる移籍金は1500万ユーロ(およそ21億円)、アトレティコの希望価格は2000万ユーロ(およそ28億円)。

・『Gazzetta dello Sport』は「コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスは、チリでミラン入団に向けたメディカルチェックを受ける」と報じた。ミラン側の関係者が現在現地へ向かっているとのこと。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは3500万ユーロ(およそ49億円)に設定されている移籍金の値引きをFCポルトに要求しているとのこと。

・『Gazzetta dello Sport』は「ズラタン・イブラヒモヴィッチの獲得が不可能だった場合、ミランはエセキエル・ラベッシ(PSG)、カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)、ラダメル・ファルカオ(モナコ)、ロビン・ファン・ペルシー(マンチェスター・ユナイテッド)のうち誰かを代役として獲得する」と報じている。

・『La Stampa』は「トリノとACミランは、ニコラ・マクシモヴィッチとアンドレア・ポーリのトレードに向けた交渉を行っている」と報じている。