【片思い4】男心をくすぐる会話術で片思いの恋を成就させる
あなたの価値を高めよう！
片思いの彼があなたを好きになるには、あなたに魅力を感じないといけません。男性にとってその女性と一緒にいて楽しいと思う事は、大きな価値です。それを味わうために一部の男性は、高いお金を出してお店に通うほどだったりします。
今回は、どうすれば「一緒にいて楽しいと感じられる女性」になれるのかをお話ししましょう。
以下のCHECK項目を読み、参考にしてください。
CHECK!片思いの彼に「一緒にいて楽しい」と思わせる２つのポイント
１．サバイバルスキルのコアを褒める
サバイバルスキルというのは、男性が生き残るための能力で、男性が最も大切にしているものです。
ほとんどの男性は自分に自信がなく、自分の能力を褒めてもらいたいと思っています。褒められることで自信を持ち、自信をつけさせてくれる女性を好きになるのです。「私の片思いの相手は自信家」と言う女性も多いですが、実際には「自信がないからこそ、自信たっぷりに見せている」男性がほとんどです。
このサバイバルスキルの中にコアがあります。コアは、その男性が生まれてから今まで培ってきた生き残るための戦略であり、他の男性と違うその男性独自のものであり、その男性の男性として生きる拠り所となっています。
このコアを見つけて褒める事で、彼は、その女性の前で自分が男であると感じられ、その女性に惹かれるようになるのです
たとえ職業が同じでもコアはそれぞれ違います。たとえば同じ医者でも「一流大学を出て一流病院に勤める超一流の俺」がコアの男性もいれば、「医者でありながら、DJもこなし、アウトドアもする何でも出来ちゃう俺」という男性もいます。あるいは「周りに沢山いる傲慢な若い医者たちと違い、患者に心から感謝されている真の医者である僕」という男性もいるでしょう。
たとえば、「何でも出来ちゃう俺」がコアの医者は、「患者さんから感謝される仕事ってすごいね！」と褒められてもピンときません。「こいつ分かってないな」「こいつ医者ならなんでもいいんだな」と思われるだけなのです。これなら褒めない方がマシかもしれません。
サバイバルスキルのコアは、彼に話をさせ、あなたが聞き手に回っていれば、自然に分かってきます。彼は、自分のコアを話したくて仕方がありません。あなたが邪魔さえしなければ、彼のコアを否定さえしなければ、彼のコアにいつの間にかたどりつくでしょう。
たとえば、彼が夏フェスの話を始めたとします。もしあなたが、「夏フェスに好きなミュージシャンが来るので行きたい」という話をしたくても、待ってください。
彼は、「夏フェスと同じような仕組みをインターネット上で可能にしたい」という話をしたくて、「俺の発想ぶっ飛んでて、すごいでしょ！」というコアを話したいのかもしれないからです。
もし、あなたの「夏フェスに行きたい」という話で盛り上がれば、あなたは彼と盛り上がったと思うかもしれませんが、彼の心を手に入れられるコアにたどり着けなかったことになります。
彼のコアを見つけて、それを心から尊敬し褒めましょう。
２．劣等感に触れず、ダメな彼を受け入れる
サバイバルスキルのコアが男性にとってとても重要とお話ししましたが、劣等感はその真反対にあります。男性は自分の持つ劣等感に最も触れられたくありません。コアは劣等感を覆い隠すように作られていると言って良いでしょう。
外見の劣等感はすぐに分かります。ニキビの跡がひどければそれが劣等感、髪が薄ければそれが劣等感です。
外見でなくても、彼が彼の周りより劣っているものがあれば、それは劣等感になります。たとえばその人が一流企業に勤めていても、自分のポジションや自分のいる部署が周りより低いと感じると、それが劣等感になります。
「一流企業に勤めていてすごいね」という褒め言葉も、彼がその会社の窓際にいるなら、劣等感も同時に持つ事になり素直に喜べなくなります。
彼の劣等感には決して触れてはいけません。彼が普段から自虐ネタとして「俺、学歴がないから、政治とか分かんないんだよね〜」と笑っていても、あなたがその学歴をからかってはいけません。
もしどうしても意見を求められたなら、彼のコアで覆い隠しましょう。たとえば彼の営業成績が良く、「実社会で結果を出している実力のある俺」がコアなら、「学歴なんて関係ないよ。社会にでて結果を出しているかどうかだけが重要でしょ！」と言ってあげるのです。
注意すべき事は、コアの褒め過ぎが彼をうんざりさせる事があるということ。
いつもコアを褒めていると、あなたの前ではいつも、気を張っていなければいけません。それが嬉しい反面、疲れるし、たとえば「面白い」がコアの男性は、「面白くなくなったら俺から去って行くの？」「面白い人なら何でもいいんでしょ？」と思ったりしてしまうのです。
そこで、その人のダメなところも好きという態度を見せる必要があります。
たとえば、いつも完璧な彼が、寝坊してデートに遅れたら、「そういうところが人間らしくて好き」「自分もそうだから安心できる」と、ダメな彼も受け入れるのです。
ここまでして両思いになりたくない、ここまで男性に媚びたくないという女性はそうする必要はありませんが、もし彼と両思いになりたいなら、１と２を下心を見せずに自然に行いましょう。
恋の教訓
サバイバルスキルのコアを褒め
劣等感を刺激せず
等身大の彼を受け入れる
＜前回記事＞
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理学博士（生命科学専攻）。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』やスマフォ・携帯公式コンテンツ『恋が叶う99のルール』もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』（ソフトバンククリエイティブ）、「恋で泣かない女になる61のルール」（講談社）などがある。
ぐっどうぃる博士の経歴はこちら
http://u-rennai.jp/goodwill/
