XFN-ASIAによると、ソニー<6758>は14日、同社製デジタルカメラの一部商品について、中国浙江省の工商行政管理局が、検査基準を満たさなかったとして販売を差し止めた問題について、「基準の違い」が原因と説明した。デジタルカメラ業界が急速な発展を遂げているため、様々な検査基準の設定に至っているという。

  中国国営新華社通信とその他の中国メディアは13日、浙江省当局の検査で、ソニーのデジタルカメラ6機種の画像品質と露出機能に問題が見つかったと報じていた。浙江省当局は、DSC―H1、DSC-L1、DSC-P200、DSC-W7、DSC-W5、 DSC-S90の6機種の販売を差し止めている。この6機種は、ソニー(無錫)有限公司と、ソニーとSVAインフォ社の合弁企業の2社で製造されたもの。【了】