東日本大震災の発生から4年目を迎えた。瓦礫の山は福島の一部を残して9割がた片付き、高台移転や防潮堤の整備といった土地利用計画、上下水道や道路、災害公営住宅などの整備・建設計画にも目途が立ち、いまだ仮設住宅での生活を余議なくされている10万人の移転も、この先は徐々に加速すると見られている。一般社団法人RCF復興支援チーム代表理事・藤沢烈氏によれば、現況は、「ハード面での『復旧』から、いよいよコミュニティ