野田総理が「1日ゆっくり考えた」ことが、少し見えて来た。それは、米国には尻尾を振り続けながら、「推進派」「慎重派」両方が戦果を挙げたことをアピール出来るフレーズを絞り出す、というもの。そうやって絞り出されたのが、「TPP交渉参加に向けて関係国と協議に入ることにした」という「玉虫色」のフレーズ。野田総理は、さぞかし「駅前演説」で鍛えた「中身のないものを、意味のないフレーズで包む」という能力をフル回転させ