これまでの地方議会ではありえなかったことが、名古屋市議会で起きた。わずか10日ほど前に初当選したばかりの一年生議員が、議長ポストについたのである。政治経験のない全くの新人で、しかも、議長選挙を勝ち抜いての就任だ。当選回数が何よりもモノを言うのが議員の世界。本来(?)ならば、ありえない快挙である。議会も選挙の結果でガラリと変わるものだ。多くの市民がそう痛感したのではないか。リコールに伴う名古屋市議