7月29日、資生堂は1000円を切る低価格の戦略ブランド「専科」を9月中旬に投入すると発表した。化粧水を皮切りに、順次ラインナップを広げていく予定だ。市場想定価格は980円程度で、資生堂が3ケタの価格帯に新ブランドを投入するのは、異例である。従来、資生堂や花王、コーセーなど大手化粧品メーカーの主力商品は、中価格帯(2000〜5000円)が最も厚く、次いで5000円超の高価格帯に集中している。2000円未満の低価格帯の商品