帰ってもいいですか?逃げだしたくなる圧迫面接でのキツ〜イひと言1位「言ってることがつまらないね」
就職や転職の際、避けて通れないのが面接。なかでも圧迫面接は、どのように対処すればいいか悩んでしまいますよね。面接官が意地悪な質問をぶつけてきたり、高圧的な態度をとってきたりして、そのプレッシャーたるやハンパではありません。
そこで今回は、逃げだしたくなる圧迫面接でのキツ〜イひと言について読者503名に聞いてみました。
Q.逃げだしたくなる圧迫面接でのキツ〜イひと言を教えてください(複数回答)
1位 言ってることがつまらないね 28.6%
2位 それで? 24.9%
3位 そんなこと、誰でもできるよね 23.1%
4位 うちに来ても勤まらないんじゃないの? 22.5%
5位 結局、あなたは何ができるの? 20.3%
■言ってることがつまらないね
・「一生懸命話しているときにそれはないと思う」(20歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「人格否定された気分になる」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「きついというより不愉快になる」(30歳男性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
■それで?
・「簡単な返しだが、普段でもつらい一言。関心がない証だ」(46歳男性/電力・ガス・石油/技術職)
・「冷たい言葉だと思うので、次に言う言葉が見つかりません」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「こんなこと言われたら心が折れそう」(22歳女性/商社・卸/販売職・サービス系)
■そんなこと、誰でもできるよね
・「もし圧迫面接でなかったら、このようなことを言う上司とは一緒に働きたくないぐらい嫌」(31歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「馬鹿にされている気がする」(37歳女性/小売店)
・「友達が言われた」(24歳女性/医療・福祉)
■うちに来ても勤まらないんじゃないの?
・「そんなふうに見られてしまうと自己嫌悪になる」(28歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「なんとなくこわいフレーズだと思う」(32歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「決めつけられて相当こまる」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)
■結局、あなたは何ができるの?
・「そんなのわからない! と言いたい」(32歳男性/金融・証券/専門職)
・「実際言われて、モゴモゴとなってしまった」(35歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「自信がなくなりそう」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁)
■番外編:そんなにグイグイ来られても……
・もっとアピールできることはないの?「そんなにあるわけがない」(25歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・あなたの長所は役に立つと思う?「長所も認めてもらえなかったら、もう何もない気がする」(28歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・がんばると言っても、どのようにがんばるの?「反論できない」(38歳男性/情報・IT/技術職)
●総評
1位は「言ってることがつまらないね」でした。精一杯話したのに、このひと言はたしかにキツイ。精神的なダメージはかなりのものだと思います。しかし、ここで感情的になったら、面接官の思うツボ。もともと用意されているセリフだと思えば、冷静に対処できるのではないでしょうか。
2位は「それで?」。話を聞き流された感じがして、ちょっとイラッときますよね。私などは、思わず「はっ?」と聞き返してしまいそう……。なんとか言葉を見つけて、めげずに話しつづけるしかないかもしれません。面接官は、前向きな態度を示せるかどうかをチェックしているらしいですから。
3位「そんなこと、誰でもできるよね」は、つい反論したくなります。でも、そこはグッとこらえて、「たしかにおっしゃるとおりです」と相手の言葉を素直に受け入れるのがいいみたい。うまく切り返して、笑顔でも見せられるようなら、好印象につながりますね。
4位「うちに来ても勤まらないんじゃないの?」や、5位「結局、あなたは何ができるの?」も、かなり意地悪な質問。圧迫面接はストレス耐久テストですから、面接官はあえてこうした質問をしてくるわけです。その意図を理解しておくだけでも、気持ちはかなり楽になるはず。
「面接官も大変だなぁ」というぐらいに思っていれば、リラックスできるかもしれませんよ。
(文・OFFICE-SANGA 丸田十五)
調査時期:2014年10月5日〜2014年10月13日
調査対象:マイナビウーマン読者
調査数:男性169名、女性334名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
