9日、中国人の間で日本旅行がブームになっている。しかし、中国人訪日客が増加する一方で、日本側の受け入れ能力に対する懸念が現実になりつつある。写真は成田空港。

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2015年1月9日、中国人の間で日本旅行がブームになっている。しかし、中国人訪日客が増加する一方で、日本側の受け入れ能力に対する懸念が現実になりつつある。中国新聞社が伝えた。

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日本を訪れる中国人は増加の一途をたどっている。日本観光局のデータによると、2014年1月-11月に日本を訪れた外国人旅行者数は、前年同期比28.2%増の1217万7500人となった。うち、中国人旅行者数は82.2%増の221万9300人に達した。

日本政府は2003年、外国人旅行者の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を立ち上げた。2013年には、年間の訪日外国人旅行者数1000万人という当初の目標を達成し、2014年には1300万人を達成した。

一方、中国本土の海外旅行者数は2014年にのべ1億人を超えた。13億人という人口を考慮すると、このデータはあくまで海外旅行者増加の初期段階に過ぎない。

また、近頃の円安の影響で、多くの中国人が「日本でのショッピングがお得になり、魅力が増した」と考えている。

日本路線を積極的に開拓している中国の民間資本系航空会社・春秋航空の王正華(ワン・ジョンホア)董事長(会長)は「日本旅行ブームはあと10年は続く」と断言する。2020年に東京五輪が開催されることは、訪日外国人旅行者数を2000万人とする目標を掲げる日本政府にとって好都合だ。

実は、2014年の訪日外国人増加率(30%)を保てば、2016年には2000万人の目標を軽々と達成することができる。しかし、訪日外国人の増加に伴い、懸念されているのが日本側の受け入れ能力不足だ。

この懸念は日に日に現実のものとなっている。東京で働く記者の同僚は、「大阪に出張に行こうとしたが、ビジネスホテルが満室だった」と語る。上海の日系企業関係者も「日本行きのチケットが手に入りづらくなった」としている。

香港の面積は東京の半分しかないが、香港を訪れる外国人旅行者数は飛行機で訪れる客だけでも年間4000万人に達する。やっと1000万人を超えた時点で受け入れ能力に問題を抱える日本は、将来の状況が不安だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)