「ムーミン」作者トーベ・ヤンソン回顧展が日本巡回 - 著名作に見る、芸術家としての知られざる一面

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「ムーミン」シリーズの生みの親、トーベ・ヤンソンが2014年、生誕100周年を迎える。これを記念し、フィンランドの国立・アテネウム美術館(ヘルシンキ)で開催される大回顧展が、日本を巡回することが決定した。

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この展覧会では、生涯通して挑戦し続けた油彩画や、「不思議の国のアリス」などの挿絵(ドローイング)、資料写真など約200点を展示。代表作「ムーミン」の原画のほか、初期作品やほかの著名な業績も紹介され、児童文学作家・挿絵画家としての知られざる一面が垣間見える。

さらに日本での展示では特別に、トーベが64年から91年までほぼ毎夏を過ごしたという「夏の家」の実物大再現モデルが登場。フィンランド湾にある孤島、クルーヴ島に建てられたというこの小屋からは、当時アーティストとして世界的に活躍していた彼女の、生きていたにおいを感じ取れるはず。

【開催概要】※変更の可能性あり。
■横浜会場
2014年10月23日(木)〜11月30日(日)
横浜・そごう美術館
■北海道会場
2014年12月13日(土)〜2015年2月15日(日)
北海道立帯広美術館
■新潟会場
2015年2月28日(土)〜5月6日(水・祝)
新潟県立万代島美術館
■九州会場
2015年5月23日(土)〜7月5日(日)
北九州市立美術館 分館
■大阪会場
2015年7月25日(土)〜9月27日(日)
大阪・あべのハルカス美術館