3年前の集団レイプ被害を16歳少女が告白。画像は英紙『デイリー・ミラー』電子版のスクリーンショット

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イギリスでこのほど、16歳の少女が3年前のレイプ被害を母親に打ち明けたことにより、警察への被害届が出されてやっとその捜査がスタートした。3年もの長い間、少女はその強いトラウマに苦しめられてきたという。

イングランド東部のエセックス州でこのほど、16歳の少女が13歳の時に集団レイプの被害にあっていたことを母親に告白した。母親はただちに警察に相談し、事件から3年にしてやっとのことで捜査が開始されたと複数の英メディアが大きく伝えている。

少女は2011年2月24日、同州レイリー(Rayleigh)の“Birds Estate”と呼ばれるエリアの路地を1人で歩いていたところ、いきなり殴る蹴るの暴行を受けて連れ去られ、近くにある広い野原で5人の男によりレイプされたという。犯人は現在25歳から35歳になっているとみられ、レイリー警察署は少女の記憶をもとに、主犯格の男についてE-FIT(電子顔識別技術=Electronic Facial Identification Technique)を駆使してこしらえた似顔絵を公開し、身長は約173cm、濃い眉とジェルで髪を立たせた男だと特徴づけた。

少女は3年もの間、誰に脅されているわけでもないのに事件について一切漏らさず、自分の心の中だけに秘めていた。その集団レイプ事件が彼女の心と身体に傷を残したことは間違いなく、孤独にそれと闘い続けた苦しみは言葉で言い表せないものがあったはずだとして、警察も少女に深く同情。「必ずや犯人を検挙する」と誓い、地域住民に情報の提供を呼びかけている。

※画像は、英紙『デイリー・ミラー』電子版のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)