スペイン『アス』が報じたところによると、アトレティコ・マドリーがフィオレンティーナMFアデム・リャイッチの獲得に迫っているという。ディエゴ・シメオネ監督は、同選手がチームを飛躍させられる重要な存在と見ているようだ。

リャイッチとフィオレンティーナの契約は残り１年となっており、フィオレンティーナとは契約解除条項を含めた上での契約延長を交渉している。

リャイッチにはミランが関心を示しており、夏の獲得に向けて800万ユーロ（約10億4000万円）をオファーしたが、フィオレンティーナはこれが「遅くて不適切」だとして断っている。

だが、契約延長が実現しなければ、1000万ユーロ（約13億円）でリャイッチを獲得することは可能だろう。投資会社ドイエン・スポーツの助けもあるかもしれない。

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、サントスからMFフェリペ・アンデルソンを獲得しようとした際にドイエン・スポーツと揉めていたが、アトレティコとの関係はまったく異なる。ポルトからFWラダメル・ファルカオを獲得したときも、ドイエン・スポーツの介入があった。