トッテナムMFガレス・ベイルのレアル・マドリー移籍をめぐり、さまざまなことが起きている。

まずは、アル・カイーダだ。5日、『San'a nello Yemen』のアーメド・アル・ドサリ氏は、自らのブログの中で、トッテナムのダニエル・レヴィ会長が「良心のない商人」であり、「その強欲さから罰せられるユダヤ人」だと称した。つまり、テロの警告ということだ。

7日にも1億2000万ユーロ(約156億3000万円)でのレアル移籍が決まると言われるなか、ベイルはトッテナムのチーム練習に復帰した。これは、練習に参加しなかった際にクラブから罰金を科されると言われていたためだ。

トッテナムの練習場には、ティータイムに、ベイルに対する脅迫の電話が届いたという。ただし、このときベイルはいなかった。それでも、この脅迫は真剣にとらえられたようで、セキュリティーが強化されたという。この件が終わるのは、全員にとって良いことかもしれない。

そして、トッテナムの幹部であるキース・ミルズ氏は、イギリスのメディアで次のように話している。

「我々はベイルがここに残ることを望んでいる。だが、彼が移籍を主張するなら、我々とのプレーを強要することはできない。選手が強く移籍を考えているときは、残留を説得するのは非常に難しいんだ。ほかのクラブでもそれは見てきた。彼には契約があるが、それでもロンドンに残ることを強いることは考えられない」