14日放送、NHK「サンデースポーツ」では、同日ヤクルトを相手に7勝目を挙げた、広島のエース・前田健太が、縁起を担ぐため、登板前日から行っているという数々の「決まりごと」を紹介した。

広島の先輩、野球解説者・大野豊氏も、「なかなか、こういう選手はいない」と苦笑いを見せるほど。同番組が調査した、とにかく多い「マエケンの決まりごと」は以下の通りだ。

■前日
夕食 豚のから揚げ
コンビニに寄る
寝る前同じ音楽を聴く
同じパジャマで寝る
同じ下着

■当日
試合開始7時間前起床
お風呂でブログチェック
左から体を洗う
朝食 豚のしょうが焼き
お風呂掃除
トイレ掃除

■球場入り
定刻に球場入り
バスで音楽を聴かない
練習は同じTシャツ
ブルペンは真ん中
試合前は45球
左足からグラウンド入り
“マエケン”体操
ラインも左足でまたぐ
プレートに祈る
胸に手を当てて祈る
右手とグラブに念を送る
右手を上げ、両手広げ、屈伸
投球練習の5球はストレート・カーブ・スライダー・ツーシーム・ストレート

■試合中
帰る時は右足から

登板当日の掃除については、ビジターの宿泊先でも行うという前田。大野氏は、「彼はやることが習慣。気持ちが落ち着く。しっかりゲームに入っていける」と説明したが、決して習慣を変えないわけではなく、同氏は「実は、変えたことがあるんですよ。投球フォームなんです」と、3試合前からノーワインドアップに変えたことを紹介した。