バンタン、Windows 8向けアプリ開発プロジェクト始動--完成後はストア公開

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バンタンは12日、日本マイクロソフトの協力を得て、Windows 8を使用したアプリ開発プロジェクトを開始したと発表した。

本プロジェクトでは、同校の生徒が最新OS「Windows 8」におけるWindowsストアアプリの開発に取り組み、マイクロソフトが開催する世界最大級の学生ITコンテスト「Imagine Cup 2014」への出場、および上位入賞を目指す。開発は、バンタンゲームアカデミー ゲーム学部 ゲームプログラム総合コース(3年制)の2年生が中心となり、企画の立案から制作、実装までを行うという。

同校ではすでにオリエンテーションとして、日本マイクロソフト UXエバンジェリストの春日井氏を迎え、高速で滑らかなスタート画面、タッチ操作、シームレスなクラウドサービスといったWindows 8の諸機能や、アプリの開発に向けた詳細情報についての説明を行っているとのこと。今後、学生たちは10月の完成を目指し、日本マイクロソフトの協力のもとWindows 8の基礎技術を習得しながら企画の立案、制作、実装を進めていく。また、完成したアプリは、Windows ストアからの無償配布が予定されているという。

なお、2012年7月にオーストラリアで開催された「Imagine Cup 2012」では、同校の卒業生チーム・Esperanza(エスペランサ)によるゲーム作品『BLUE FIELD』が「ゲームデザイン部門」で世界トップ10入りを果たしている。同作品は「3.11東北地方太平洋沖地震」をテーマに、復興への第一歩である瓦礫処理をドキュメンタリーゲームで表現したもので、地震被害を世界に再認識してもらうと同時に、瓦礫問題の深刻さを訴えたいという願いを込めたゲームとなっている。