『The BEAST』作家が直接明かすキャラクター誕生秘話

【16日=KEJ金玟智】『The BEAST-もうひとりの野獣』が『The BEAST』のキャラクター誕生背景とともに隠されたヒストリーを公開した。

作家ジェナのブログを通じて公開された今回の内容は、『The BEAST』が描かれるまでの過程に関するもの。『The BEAST』に載せることのできなかった悲運の未公開イラストであるビハインドカットとともに、ジェナが『The BEAST』を描きながら経験していた他人にはわからない苦しみを吐露した。作家ジェナは、幅広い読者層を獲得している人気ウェブ漫画家で、最近『The BEAST』の作画を担当し読者たちの期待を集めており、より一層注目されている人物だ。

ビハインドカットでは、BEASTの初期のキャラクター案が公開された。背の高い温和な男性ソン・ドンウン、イケメン模範生イ・ギグァン、“痛み”と“シニカル”をテーマに描き出したヨン・ジュンヒョンなど、発売された漫画とは一味違ったイメージのBEASTのキャラクター像とともに、ジェナが初期のキャラクターコンセプト設定作業を行いながら生まれた数々の悩みが詳細に書き込まれており、現在のBEASTキャラクターと比較する楽しみも感じることができる。

これに対し作家ジェナは｢『The BEAST』は、12年の初めから準備を始め、ずいぶん長い時間をかけた末に公開することとなった作品｣とし、｢実際のBEASTをモデルにして作られたグラフィックノベルで、ファン・フィクションという概念よりは、実際のモデルとのコンテンツ的な結びつきとして考えていただきたい｣と伝えながら、魅力満点のBEASTのキャラクター誕生背景をほのめかした。

アップグレードしてひとつになった超能力者BEASTの驚くべき活躍が繰り広げられる『The BEAST-もうひとりの野獣』は、本日出版される。(写真提供=Planis)