いつもの唐揚げを100倍おいしくする方法

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大ブームとなった塩麹。

弊誌では以前、塩麹を使った唐揚げレシピを紹介した。

かなりのジューシーな仕上がりで満足度も高かったが、塩麹は若干値が張る。

買ったものの、余った塩麹の使い道に悩んでしまうという声も聞いた。

そこで今回は、すぐに手に入る安価な食材で塩麹の代わりにし、いつもの唐揚げをもっとおいしくする方法を考えた。

使用するのは「ヨーグルト」と「塩」だ。

ヨーグルトに塩を加えた「塩ヨーグルト」。

実はちょっとしたブームになっている。

水切りをして野菜のディップ用にしたり、水切りをせずに肉類を漬け込んで下味をつけたりと使い方は様々。

ここで紹介するレシピでは、ヨーグルトに塩を加えたもので鶏肉を漬け込み、一晩おくだけ、と簡単な方法を採った。

衣をつける際にはキッチンペーパーでヨーグルトをふき取っておくのがポイントだ。

材料(2人分)鶏モモ肉 300g / プレーンヨーグルト 100g / 塩 小さじ1 / 黒胡椒 適量 / 片栗粉 適量 / 揚げ油 適量つくり方鶏モモ肉は一口大に切る。

ポリ袋などに鶏肉とプレーンヨーグルト、塩を入れてしっかりともみ込む。

冷蔵庫に入れて一晩寝かせよう。

鶏肉はキッチンペーパーでヨーグルトをふき取り、別のポリ袋に入れる。

ここに黒胡椒を振り入れ、全体にいきわたらせる。

2に片栗粉を入れ、全体にまぶす。

多めに入れるとサクッとした仕上がりになる。

鍋に油を入れて180℃に熱し、余分な粉を落とした鶏肉を入れる。

コロコロと返しながら、キツネ色手前になったら火を強めてカリッと揚げる。

揚がった唐揚げはサクサク。

かぶりつくとジュワッと肉汁がしみだしてくる。

ジューシーさは塩麹の時と同程度。

ただ、塩麹唐揚げのほうが肉の旨みを引き出すのは上手だな、と感じた。

でも、塩ヨーグルト版もいつもの唐揚げがバージョンアップするのは確か。

ぜひ試してみてほしい。