元バルセロナのペップ・グアルディオラ監督は、少なくともプレミアリーグの3人の指揮官の眠りを奪っている。ロベルト・マンチーニ、アレックス・ファーガソン、そしてアーセン・ヴェンゲルの3人だ。全員がグアルディオラ監督の将来に何かしら関わってくる人物である。

グアルディオラ監督はニューヨークにいるが、ファーガソン監督が来週、マンチェスター・ユナイテッドの親善大使としてニューヨークを訪れるという(サンダーランド戦後に出発し、金曜に戻る)。すでに『ミラー』は、ファギーとペップが9月に続いて2度目の会談に臨むと報じている。前回の会談は、6月にベンチの座を譲り渡す上での序曲と見る向きが強かった。ただし、マンUはニューヨークでの会談も、ファーガソン監督の退任も、すぐに否定している。

グアルディオラ監督の周辺も、『Goal.com』を通じて、グアルディオラ監督のファーストチョイスがマンチェスター勢や、特にチェルシー(「安定性を欠くことを懸念」)ではなく、アーセナルだと知らせている。

もちろん、アーセナル行きはサポーターや、ヴェンゲル監督に反対するすべての評論家たちから歓迎されるだろう。だが、7年無冠で今季のスタートも最悪となったにもかかわらず、ヴェンゲル監督はフロント全体から信頼されている。

しかし、おそらくは選手たちも監督交代をよくとらえているかもしれない。特に、『ミラー』や『サン』によると、アーセナルのドレッシングルームには、違うプレーをしろというプレッシャーがあるようだ。また、6カ月前にパット・ライス氏の後を継いだばかりのスティーブ・ボールド助監督と、ヴェンゲル監督の関係が修復できないものとなっている。