プライベートでは復縁のきざしを見せ、近所のバーやクリステンの新居、ハロウィーンパーティーなどに一緒に出没していたロバート・パティンソン(26)とクリステン・スチュワート(22)。しかし、最新作『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』のプロモツアーの間はしばらく別行動だった。そんな2人が7月の不倫騒動以来初めて、一緒に公式の場に出てインタビューに応じた。


すっかり仲直りしたように見えるロバートとクリステンは、共演するテイラー・ロートナー(20)と一緒に「エンターテイメント・トゥナイト(Entertainment Tonight)」のホスト、ナンシー・オデル(Nancy O'Dell)のインタビューに答え、『トワイライト』シリーズ最終章について語った(下)。

3人は、超ヒットシリーズになった『トワイライト』サーガに出演して歩んできた道のりについても話し、ロバートは最後の『ブレイキング・ドーン』では、最初の頃と違い自分が関与してコントロールできる部分が減ったと感じた、と明かした。

演技の面で第1作の頃はもっと自由があった、と言ってから、「ことが大きくなればなるほど、重たくなるものだよね。その時点で、歯車の1つになっちゃう。自分の顔はそれでも(作品の)前面に出るって分かるんだけど、ちょっとずつコントロールを失っていくんだ...いやちょっとじゃなくてかなりだね」とビデオの中で語っている。

インタビュー中、クリステンとロバートの間に特に緊張感はなかったが、なぜかクリステンは比べると、ロバートよりテイラー・ロートナーの方により近く座っていたようだった。(特に深い意味はないかも知れないが、浮気騒動以来このカップルについては何でもかんでも分析し過ぎているので、ここでやめるわけにもいかない。)

<「エンターテイメント・トゥナイト」、ロブステン"初"インタビュー>
この後3人はMTVのインタビューにも答え、ハロウィーンのコスチュームのことなどについて語った。2人が当初つけていた気味の悪い半透明のお面は、セブンイレブンで3ドルで購入したものだったそうだ。こちらのインタビューの中で、クリステンは興味深いことを認めている。

それは、「『クローサー』(原題:Closer, 2004)が大好きなの。お気に入りの映画の1つなのよね」という告白。ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェンとナタリー・ポートマンが主演するこの映画は、2組のカップルが浮気を重ね感情をメチャメチャにし合うストーリーだ。(キャッチコピー:「体を重ねるたび、唇が嘘を重ねる。」)

ハロウィーンの夜、お面を取った後のクリステンはピンクのウイッグとサングラスといういでたちだったが、それは『クローサー』に出てくるナタリー・ポートマンが演じるストリッパー、アリスへのオマージュだったという。

...このタイミングで「大好きな映画なの!」と言うのはビミョーな作品なのだが、クリステンはいつもインタビューではとことん正直だ。以前『ELLE』誌のインタビューでは、ものごとが順調だと退屈で「メチャクチャにされたい」とも語っていた。トラブルを探してしまう性格なのかもしれないが、まあ少なくとも、素直なのはいいことかも