「パンデフは攻撃陣における我々の最初の重要なピースだ」

新たなナポリは「古い」選手からスタートするようだ。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が6日、FWゴラン・パンデフを完全移籍で獲得したことを発表した。同選手は今季、インテルからのレンタル移籍でプレー。移籍金は750万ユーロ(約7億5000万円)となった。

選手本人はナポリと3年契約を締結。さらに1年間の延長オプションがついている。年俸は220万ユーロ(約2億2000万円)前後で、ボーナスによって250万ユーロ(約2億5000万円)まで増えるようだ。デ・ラウレンティス会長は次のように話している。

「我々も選手も満足している。パンデフは戦力的に非常に強いだけでなく、とても素晴らしい人間なんだ。選手たちはプレーするためのマシンである前に、何よりも人間なんだよ。パンデフは成長した。7月には29歳になる。成熟期だよ」

「彼が4年間だけでなく、もっと長くナポリでキャリアを続けられるように願っている。ゴランは本当に紳士だよ。ファイナンシャルフェアプレーを尊重して、インテル時代に稼いでいたよりも少ないサラリーを受け入れたのだからね」

デ・ラウレンティス会長はスーパーカップについても言及している。8月、ナポリはリーグ王者ユヴェントスと対戦する。

「今朝、(ユヴェントス会長の)アンドレア・アニェッリに連絡して、北京へ行くことの大事さを説明した。第一の理由は、25日土曜の開催だから。そして、リーグ初戦はそれからの3カ月で行えるからだ」

「我々は、国外でイタリアをアピールするのが正しいことだと理解しなければいけない。ナポリとユーヴェのような、重要で注目される2クラブが中国へ行かないとなると、アピール力を失う。イタリアサッカー全体にとって残念なことだ」

「アンドレアはとても礼儀正しい人だし、近いうちに合意できるだろう。私は、コッパ・イタリアで優勝したときも、彼の品の良さに魅力を覚えたんだ。負けたにもかかわらず、彼は私とともにコーヒーを飲みながら称えに来てくれたのだからね」