日清が「冷やしカップヌードル始めました」 - 恐る恐る実食、その結果は!?

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日清食品が驚くような提案をしている。

カップヌードルライト」に氷を入れて冷やして食べる、といった内容だ。

正直、「えっ、日清さんよ、こんな大胆な提案しちゃって大丈夫なの? 」と心配になるような衝撃度。

夏に向けての新しい食べ方というが、味はどうなのよ……。

油が固まったりしないの? そんな不安を抱きつつ、この斬新な食べ方を実際にやってみた。

ICEカップヌードルは、同社によると、スープがあっさりしている「カップヌードルライト」「カップヌードルチリトマトヌードルライト」の2品がオススメとのこと。

コンビニへ買いに行くと、すでにカップヌードルライトのパッケージに「夏はICEで!」の文字と、作り方がプリントされていた。

おぉ、知らぬ間に準備が進んでいたのだな。

まずは麺がギリギリつかるまで熱湯を注ぎ、30秒後に一度かき混ぜて合計で3分間待つ。

湯を入れすぎると後で冷えにくくなるので量には気をつけたい。

続いて、氷を容器いっぱいになるくらいまでたっぷり入れて、しっかり冷えるまでよく混ぜる。

混ぜながら容器を支えている手に、だんだんと冷たくなっていくのが伝わってくる。

なんだか変な感覚だ。

そして、いつものカップヌードルに氷が浮かんでいるその様は、違和感ありまくりである。

ホントにおいしいのかなぁ……。

ますます不安になりつつ、混ぜつつ、冷やしつつ。

そうこうしている間に、キンキンに冷えたカップヌードルが完成した。

いざ実食。

「あれ、意外にイケ…る???」が正直な感想であった。

冷やしているので、実にさっぱり。

カップヌードルライトは塩味が際立って、「冷やし中華」といえなくはない仕上がりだった。

カップヌードルチリトマトヌードルライトのほうは冷えて辛味が抑えられているせいか、トマトの味が強く感じられた。

トマトソースの冷製パスタ、という感じ。

麺や具まで冷たくなって、いつも食べているカップヌードルとは別の商品のようだった。

油が固まるかと心配したが、カップヌードルライトは融点の低い油を使っていたりでそのようなことはなかった。

これは正直、「アリ」だと思った。

それに、冷たくなって湯気が出ないためにおいが抑えられ、会社のデスクで食べても周りを気にしなくていいかも。

そろそろ、暖かいというより暑い日が増えてくる。

そんなナイスなタイミングでの「冷やしカップヌードル始めました」。

やっぱり日清さん、すごいわ!